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2006年09月29日

稲刈り

久々にかなりの期間サボっていました。理由は特にありません。気分が乗らなかっただけで・・・

さて、昨日から稲刈りを始めました。水曜日の午後から始めようと思っていたのですが、諸々の事情により木曜日からということになりました。

稲刈り前の田んぼの姿です。↓

この田んぼ、とてつもなく水はけが悪く、これだけ天気が続いていたにもかかわらず少し柔らかめ。でも稲刈りには支障がありませんのでこの点においては問題なし。

で、本日までに終わったところがこんな感じです。↓

刈り取りと結束はバインダーという機械がやってくれますので、主に時間と手間がかかるのはハデを組むことと、刈った稲を運んで架けることです。大まかに言って、バインダー作業とその後の作業とではかかる時間が1:4~5くらいでしょうか。

ちなみに見えにくいとは思いますが、このハデには2段で稲をかけています。2段といっても重ねてかけているだけですが。こうしないとハデの数ばかりが要って、大変になり過ぎます。

にもかかわらず、昨年までがあまりにもひどい出来だったのでハデの必要本数を読み間違えておりました。おかげで明らかにハデが足りないことに気付き、急遽昔のいらなくなったハデゴをもらってきたりというアクシデントもあり、予定より少し時間がかかっております。ま、嬉しい苦労ですが。

予定では今日中にこの一枚は刈り終わるつもりだったのですが、このくらい残ってしまいました。↓

明日の午前中で、何とかこの田んぼは終わりそうです。午後から次の田んぼに取り掛かれるかな。

日・月と雨の予報になっていますので、明日中に出来るところまでは進めておきたいですね。とりあえずは今の田んぼが終わってしまえばあとは水はけのよいところばかりなので雨が上がればすぐに稲刈りは再開できそうです。

一人で延々と同じ作業をやっておりますとさすがに飽きがきそうですが、今年は先日親父からもらった(おさがりで)i-podが大活躍してくれてます。
如何せん、入れる曲があまりないのが難ですが・・・

日曜日に稲刈りに来ようかといってくれていた人もいましたが、この天気予報では少し厳しそうですかね。

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2006年09月21日

やや寒

昨日、今日と朝の気温が10℃を下回ってきました。今晩からは少し雲が出てきているようなので、そこまでの冷え込みにはならないと思いますが、着々と気温が下がってきています。

これに伴い稲のほうもだいぶ熟れてきています。この調子でいけば今月末あたりから刈り始めることができそうです。あとはお天気次第です。どうしても乾きの悪い田が1枚ありますので、それだけが心配ですね。

さて、気がつくと9月も終盤。今月は雨が多かったこともあり、少しサボりすぎていました。おかげで今になってあれこれと慌しくなってきました。

何も考えずに過ごしているとすぐにしわ寄せがやってきます。常に先を見越して気を抜かないようにしておかないと気が付いたときには遅すぎるのが百姓仕事の怖いところ。

やはり雪に閉ざされるまではのほほんとしてちゃダメですね。

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2006年09月20日

満天の星

今日はとても星が綺麗だったので、嬉しくなって書き込みました。

こうした星や月、太陽といった天体のものは私のデジカメではうまく移らないのが残念です。

でもやっぱりこうした自然のものってその場で見たり感じたりするのが一番かもしれませんね。

兎に角今日はいつになく星が綺麗です。こういう景色は多くの人に見てもらいたいです。

こんな星空が年に数回でも拝めるというだけでもまだまだここも捨てたもんじゃないなと思えてきます。

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2006年09月19日

通行止め

私の周囲では台風被害がそれほどでもなかったのですが、うちから広島に出る途中の町では甚大な被害が出ていたようです。

国道消滅。

ということで本日の配達に出る途中、いつも使っている道が通行止めにより迂回を余儀なくされました。

その迂回路とは高速道路、と別の町を抜ける大回りの道。

時間のこともありましたので仕方なく高速道路を選択。

それでも高速をおりてからの渋滞などによりいつもよりは少し遅れ気味の配達となりました。消費者の方々、ご心配をかけましてごめんなさい。

さて、問題は帰りです。同じように高速を使って帰ったのですが、夜ということもあり、車の量は少なく下道も含めてスムーズに走れました。

が、問題なのは時間。高速を使ったにもかかわらず、いつも下道で帰っているときと比較しても10分少々しか時間が変わらない。

それもそのはず、この高速道路、下道とほぼ並行して走っています。しかも下道は国道ですが、田舎道ということで信号もほとんどないような道、しかもかなり走りやすい道です。ですから走行距離を見てもほとんど差がありません。

よくよく考えてみると当たり前のことなのですが、立ったら何でこんなところに高速道路を通す必要があったんだろう・・・?とこの高速道路の必要性に疑問を抱かずにはいられません。

山を削り、水の流れを寸断し、地盤を弱くする。そして冬には除雪と称して大量の塩をまき、それが下々の川に流れ込む。

当然のことですが、建設には莫大な費用を投下し、その後も維持管理と称して莫大なお金が使われていることは言うまでもありません。

大半の人は高速ができて「便利になった」と言いますが、本当にそうなんだろうか?今日のような現状を検証して見る限りではこの「便利になった」というのはどうも先入観と洗脳によってそう思い込んでいるだけのような気がしてなりません。

こんな無駄な道路は全国にいくらでもあるんでしょうね。

自然に歯向かえばいつかは必ずしっぺ返しが来ます。それはおそらく自分達の世代にではなく子や孫の世代に対してでしょう。それを覚悟してまでも遂行すべき開発なんてものはほとんどないはずですが、それが「利便性」などという御旗が立つと目先のことしか見えなくなるんでしょうね。

一度削った山はもう元には戻りません。少なくとも人間の力では。

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2006年09月18日

台風一過

台風が過ぎ去りました。各地でいろいろと被害のニュースがあがっていますが、幸い私の周囲ではそれほどの被害は聞いておりません。

台風の進路も予想していたよりは少しそれてくれたようで、雨、風共に思っていたほどではなかったようです。ま、深夜に再接近でしたので寝ていた部分もあるのですが。

さて、農作物の被害はといいますと、それでもそれなりには出ています。

まずは田んぼのほうから。もち米は予想していた通りほぼ全面に渡って倒伏しました。↓

これは台風が来る前からかなり倒れかけていたので、台風のためというものでもないですかね。それ以前からの育て方に課題ありというところです。

うるち米に関しては予想していたよりは影響がありましたが、それでも倒れることはなく、がんばってくれています。↓

問題は雨のほうでして、今回の雨でまたかなり水がたまってしまいました。稲刈りまでにはまだ日がありますのでそれまでに乾いてくれるといいのですが、これは今からの天気次第でしょうね。写真の田だけはかなり水はけが悪いのでそれが少し心配でしょうか。

次に畑のほうです。
「被害」という面でいくとこちらのほうがひどかったかもしれません。写真はないのですが、報告だけ。

ナス・米ナス・ピーマン
予想通りかなり倒れました。中には枝が折れてしまっているものもありますので、また明日以降で少しずつ救出作業です。
ついていた小さな実は全て傷物になっていますので、今後新たに実を付けてくれることに期待。

サトイモ
葉っぱがバリバリに破れています。どうもうちの畑は風当たりがよいのか、余所の家のサトイモよりも派手に破れていますね。

豆類
これまた倒伏。というよりは傾いたといったほうが正確でしょうか。収穫にはそれほどの影響ではないと思っています。完全に倒れてしまうと虫が入りやすくなるのでその部分くらいでしょうか。

その他の野菜に関しては地面に這いつくばっている、若しくは今から大きくなるところなので被害はありませんでした。

明日は配達で広島に出ますが、途中の道が大水で流れているとかの情報も入ってきています。差支えがない箇所であればいいのですが、詳細は明日の朝の情報待ちです。

皆さんの地域では台風被害は大丈夫でしたか?

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2006年09月17日

運動会

今日は大塚地域と小学校の連合運動会。昨日からの雨と今から来る台風とで中止だろうと思っていたのですが、朝起きてみると見事に雨が上がっていました。

それでも今後の天気を考えて中止だろうと思っていましたら、開催の煙火が上がり、あれよあれよという間に運動会実施です。

しかし天気は予断を許さないものでしたので、プログラムを大幅に変更してほぼ午前中(13:00ごろまで)で無事終えることが出来ました。

「嵐の前の静けさ」とはよく言ったものです。その寸暇のうちに運動会をやってしまう地域力というのも見上げたものですが・・・やはり統合されずに地域に密着している小学校ならではの結果ですね。

さて、いよいよ今夜半には台風が接近の予報。かなりの勢力と進路のようです。台風一過の後には周囲の景色は一変しているのかなあ。

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2006年09月16日

やばそう・・・

台風直撃はかなり確定的になってきました。しかも非常に強く大型。予想進路も被害の大きくなるパターン。

かなりの覚悟をしなくてはいけません。もち米は全倒必至、ナスもだめになるでしょう。ハウスのビニールも破れるかな。既に破れてるところもあるし。

昨日も書きましたが、こういうものは仕方がないですね。人間には何も出来ません。だから我々の祖先は自然に畏敬の念を抱き、神々を祭り、無事を願ってきたのです。

そして、だからこそ無事収穫までこぎつけたときの喜びも一入なんですね。当然祭りにもなります。

今は観光と商売のためだけに形だけ祭りが残り、土日などに合わせて客集めに躍起になっていますが、こんな利用のされ方も神仏の怒りをかっているのかなあ。

どこかの国会議員が「これだけ科学が進歩しているんだから、台風を逸らせるとか消滅させるとかいう技術が出来るはずだ」なんてバカなこと言ってましたが、こういう人間が増えれば増えるほど自然界からのしっぺ返しも大きくなってくるものです。

自分達の金儲けに都合のいいように自然は操作できると考えたところから全ての間違いは始まっているのに・・・

自称百姓としてはひたすら自然の流れに身を任せ、怒りも猛威も甘んじて受けるのみです。私も含め我々人間が悪いのですから。

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2006年09月15日

干す、干す

台風が直撃しそうな感じになってきました。自然の営みは甘んじて受け入れるしかないので、あとは被害が小さいことを祈るのみ。
そもそも自然災害といわれるもので何か被害をこうむるというのは往々にして我々人間に原因があるわけですし、仮にそうでなくとも定め(つまりは自然の摂理)であることには変わりがありませんからねえ。

さて、今日も昨日に引き続き、貴重な晴れ間を縫っての作業です。

まずはこれ、なんだか分かります?

実はキュウリです。夏に大量に余ったときがあり、それを漬物にしようという腹です。酒粕漬けにする予定ですが、その前に一月以上塩漬けにしておいたものです。それを今日は干しました。

が、塩抜きをしていなかったので、夕方また水の中に・・・なんともお粗末な話です。

続きましてはこちら、洗濯物に混じって財布を干してます。

ということでお気づきの方も多いと思いますが、一緒に洗濯してしまいました。財布の中身、お札や領収書、カードなども全てずぶぬれ。

唯一の救いは全てのものが財布の中にあった状態で保たれていたこと。おかげで乾かすだけでとりあえずは元通り?になりました。

なんともお恥ずかしい、お粗末話2本立てでした。

で、仕事は何やったんだって、一日中大根の草取り・間引きでした。まだ終わってませんけどね。

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2006年09月14日

我が家の食糧事情

今日は久々に気持ちのいい天気となりました。梅雨時期の晴れ間と違って、この時期は雨の合間でも結構カラッとしてくれています。おかげで畑仕事もはかどりました。明日ももう一日天気は持ってくれそうです。

が、週末にかけての台風が心配・・・風がひどくならないことを祈るばかり。なぜって、もち米は既に倒れかけてるから・・・

さて、先日来米に虫がわいて食べるのに困っていました。まあ、別に毒ではありませんし、米を洗う際に一緒に洗い流していたのでこのまま食べきろうと思っていたのですが、ここに来てその虫の量が爆発的に増えてきたのでさすがに手を打たねばと、天気のいい今日を狙って残りの米を全て洗って干しました。↓

米袋も新しいものに替えてとりあえずこれで少しは楽に食べられそうです。
せっかくの米ですから虫がつづったくらいでは捨てられませんね。害があるわけではありませんし。


さて、これはなんでしょう?

大根の間引き菜です。今日、草取りと間引きを少しやったので食べることにしました。ここしばらくナスばかり食べてたので、こういう葉っぱものに飢えていたところでした。

こういうものも消費者の人たちにも食べてもらいたいのですが、配達日と間引く日とがうまく合わないと持っていってあげられないのが残念。まだ間引くものはたくさんあるのですが、週末から来週にかけては台風の可能性大。ちょっと厳しいかなあ。

とまあ、こんな感じで私の食生活は成り立っていくわけですが、これを哀れむか、羨むか、当たり前と思うか、現代人の感覚が分かれるところですね。

一般的には「玄米に野菜中心、その時期にあるものだけをいただく」などというと「いいですね」とか、「健康的ですね」とか肯定的な意見が多く返ってくる時代になっているとは思います。

でもこれはあくまでも人事なんですね。自分が実践する人はほとんどいないでしょう。これは私が米や野菜を作っているからという問題ではなく、むしろ都市民のほうが食材は手に入りやすい環境にあるわけです。

別に私が理想的な食生活を送っているなどとはとても思えません。こんな粗食になっているのも1に独身、2に貧乏というだけのことかもしれません。

ただ少しは意識してるんですよ。自然農法を目指す百姓が自然食から離れていては説得力が無いですし、実際にこういう食事を続けるといたって快調であるということは事実ですから。

あとは売られているものがあまりにも口にしたくないものが多いということもありますが。

先日聞いた話。
ヨーロッパの方で、子供の肥満が問題になっているらしい。原因は菓子類にあるとかで、菓子類のCMをゴールデンタイムに流すなとかいう話が持ち上がっているらしい。

西洋人らしい発想です。
菓子類だけで病気になるほどの肥満になるとすれば、よほどの量を食べ続けているか、間食以外の食事が狂っているかです。
ま、多くの場合は後者でしょうね。

まずは親がそこを見直さなければいけない問題なのに、製菓会社のせいにしようとしている。百歩譲って菓子だけに原因があったとしても親が買わなければすむ話。

いずれにしても家庭内での食育というものは絶滅しているということですね。

日本でもその傾向は強まってきていますね。最近は少しだけ食に関心を持つ人も出てきているようですが、情報源がみのもんたではいただけませんね。

私の思うに、テレビや雑誌には食育に関する真の知識は出てきません。そろそろうわべの情報に惑わされるのはやめにしませんか。

答えは自然界を見ていれば誰にでも分かることですから。

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2006年09月13日

予測不能

本格的な秋雨と共に気温も下がってきています。今日は日中でも20℃を下回っていました。

まだ1週間くらいは雨が続きそうな予報になっています。降ったり止んだりでしょうが。
ということで当然周囲もなかなか稲刈りになっていません。私は毎年周囲と比べても遅いほうなのである意味いつも通りなのですが、周囲の稲刈り状況を見ていてふと思いました。

いつもは秋雨前に結構刈ってたような気がする・・・これは稲の生育が例年より遅れ気味だからなのか、それとも秋雨が早く来ているのか、どっちだ?

前者であればあまり心配することも無いのですが、後者の場合は今後の気候変化にも関わってくる気がして少し心配になりました。

私は今年の秋は少し長めという予想を立てていましたので、秋野菜に関しても少しのんびりと構えていました。例年通りのカレンダーで動くと早すぎる気がしたからです。

が、もしこの秋雨が前倒しできているとすれば、その後の秋の進み方も早まる恐れが。となるとあまりのんびり構えていられない。

と今さら焦っても、こう雨が続いては急遽畑を構うというわけにはいきませんので、雨が上がるまではおとなしく見守るしかないんですがね。

果たしてどっちに転ぶか。

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2006年09月12日

心のもつれを探る

今週に入って急に寒くなってきました。現在気温は15℃を下回ってきました。天候は相変わらず雨模様が続きます。

だからというわけではないのですが、ここのところ気分がすっきりと晴れません。こうなってくると当然生活リズムも狂ってきますし、食事も乱れてきます。

どこが引き金となり今のような悪循環に陥っているのか、自分なりに自己分析をしてみました。

心の中にある願望があります。これは日々の生活の中、つまりは日常において繰り返し行われる営みとは直接関係の無いものです。
否、よくよく考えてみるとその延長上に存在しているものかもしれません。

兎に角この願望を実現に結び付けたいという思いは日々強くなっていきます。毎日のようにこの願望について考えているとその思いが膨らんでいくというのはある意味当然の成り行きです。

すると今度はこの願望に対する実現可能性を考え始めます。果たして今の自分にそれが可能なのか。また、実現するためには何をすべきか。

しかし未知の事に対する思考というのは何も結論を導き出し得ません。

すると今度は実現不可能であった場合のことも考え始めます。ようはダメだったときの覚悟みたいなものでしょうか。

ですが、何もしないうちに諦めてしまうというのは先々に禍根を残すであろうという経験則からの判断により、できるだけのことはして通ろうと思い始めます。

では何をする?

あーしてみよう、こーしてみよう、と方法論はいくらでも浮かんできます。が、果たしてそれを為すことによって周囲にどういう影響を及ぼすであろう。

完全なる自己完結ですむ問題であれば、こういう悩み方はしなくてすみますが、一個の人間が社会の中で何か行動を起こすということは多かれ少なかれ他人を巻き込むことになります。

事の成否が問題なのではありません。私個人としては失敗に終わろうが「やるだけのことはやった」という自己満足は出来るでしょう。しかしそれに巻き込まれた相手はそうはいきません。

かといってやる前から結果の分かっていることなどありえないわけで、どんなことでも未知からのスタートということは変わらないのです。

で、あれば何を悩む。

その問題に関わる人達を傷つけたくないのか、それとも自分が傷つきたくないのか。

事はそんなに単純ではないようだ。自分が傷つくことはよしとしよう。しかし、それに関わる人達を傷つけるということは、その人達が自分と何らかの接点を持っている以上、自分に関わりのない影響とは言い得ないわけです。

だが、他人が傷つくのを見たくないというのは、その傷を自分がつけたという罪悪感から来るものかもしれない。となると結局は自己保身から来る言い逃れのようにも聞こえる。

人間、考えれば考えるほど動きが鈍ります。煩悶とせずに軽快に動ける時期があると思えば、その逆もあります。問題解決能力において得手不得手があるのでしょう。

さて、この問題、こうまで心がもつれるということは自分の行くべき道ではないと捉えるべきか、それとも乗り越えるべき一つの試練と捉えるべきか。この判断を下すには私の経験ではまだ材料不足です。


上記は私の独り言でありまして、具体的内容については誰にも話したことがありません。ということで私の心・思考のもつれ具合を苦しくなって吐露したものとお考えください。かなり抽象的な内容になっていますので、その実はお好きにご想像してもらって構いません。

くれぐれも断っておきますが、だからといって私が悩み疲れているとか、何も手につかないなどと落ち込んでいる類のものではありませんので、ご心配なく。
日々はそれなりに楽しく過ごしております(少しだらけていますが)。

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2006年09月11日

simple is best

初めてタイトルに英語を使ってみました。似あわねー・・・

さて、最近飲酒運転の報道が増えてきました。特に公務員が槍玉に上がっているようですが、これは大衆のひがみ根性ということで放っておきましょうか。
確かに公務員は公の奉仕人ですから常に模範的行動を心がけるということは必要ですが、今の騒ぎ方は論点がずれてますのでどーでもいいです。

こういう事件が多発してくるとすぐに罰則強化だのという方法論の話が持ち上がってきます。いわゆる抑止効果論です。こりゃ、核問題と同じだな。

で、罰則強化もいいのですが、私常々思います、運転中は人をひき殺しても殺人じゃないんだよねえって。

法曹家の方や多くの人にはバカにされるかもしれませんが、私ここが一番引っかかるところです。殺意が無ければ「殺人」にならないってのは変じゃないかって。

特に車の問題です。あれほどの殺傷能力を持った道具を使って人を殺しておいて「過失致死」はないんじゃないの。刃物を剥き身で持って走り回っているのとどっちが危険なのよ。当然どちらも殺意は抜きにしてね。

事故で片付けられるけど、結果としては人の命を奪っているわけで、同じ罪だと思うんだけどなあ。

こういう話をすると精神障害があればこれまた殺人にならないと同じことで、なんかあれこれと複雑すぎて百姓の頭ではついていけません。

人が人を裁こうとすると当然数多くの安全装置を働かせて置かないといけないわけで、その蓄積が今のような複雑な裁断を生み出しているんでしょうけど、もっと単純にいかないのかなあ。

「殺し」「盗み」「火付け」「犯し」「騙し」などといった昔から罪といわれているようなものって動機とか過失とかじゃなくて結果論じゃないのかなあ。

ま、こんなこと言っても現在の法律が百姓でも一目瞭然ってレベルまで単純化されることはありませんがね。

あ、あと「仇討ち制度」っていいよね。わかりやすくって。

ん?なんか危険思想家みたくなってきたか・・・?

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2006年09月09日

居心地いいのか?

前回の写真に引き続き、今回もカエルかいっ!

カエルの苦手な方ごめんなさい。

傘の中にスッポリと納まっている姿が面白かったものでつい・・・

こんなネタに頼っているようではたいした一日ではなかったんだろう、ってその通りです。

正直言いまして、このかえると見たとき「やった!」と思ってしまいました。

しばらく曇天、雨天が続きそうな予報ですので、秋晴れがやってくるまではこんな感じのテンションで。

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2006年09月07日

秋雨?

どうも天気がすっきりしませんね。今日は雨が降っていたわけではないのですが、雲の多い一日でした。

つい先日までは晴れ続きの予報だったはずの今日この頃、今になってみると曇りや雨が続く予報に塗り替えられています。
「間違えました」の一言もなしに・・・

気象予報士を見ていてつくづく思う。
自然界のことを予想しようというのだから当たらなくても仕方はない。だったら始めからそういう姿勢で臨めばいいのである。

それをいかにも「科学的に解明しました」的な衛星データと専門用語で自信満々の口調。で、結果はいつもこれか。

昔の百姓は衛星などなくてもある程度の気象予想が出来ていたそうです。高気圧も低気圧も前線などという言葉もない時代です。

日々自然に溶け込んで生活し、その流れを肌で感じ取っていたのでしょう。今でも「~となったら明日は晴れ」とか言葉で説明できるものも残ってはいますが、おそらくそれだけではなかったでしょうね。

そういう感覚が研ぎ澄まされてくれば天気予報も自分でできるようになるんでしょうね。百姓としてはかくありたいものです。

いや、まてよ、そうなると天気予報がいらなくなってNHKで半井さんを見る機会がなくなるのか・・・?

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2006年09月06日

雨降り

今日は朝から雨。一日のんびりさせてもらいました。

昨日買ってきた本を読むこともそこそこにぐっすりと二度寝。

そんな中、朝のニュースを見ていると秋篠宮家第三児御出産の報が。夕べのニュースで今日御出産予定ということは聞いていましたが、こんなに早くとは思っていませんでした。

男児ということもあり、兎に角めでたい。一部メディアでは昨日の段階で男児だという情報が入っていたらしいですが、そんな守銭奴的な情報合戦はどうでもよく、単純に久々に明るいニュースを聞けたという喜びだけですね。

こうなるとテレビ各局はこぞってこの話題一辺倒になるのですが、明るい話題なので良しとしましょう。全局で殺人や詐欺の話ばかりしているよりなんぼかましです。

ともすると身も心もグダグダになりがちな雨降りの一日にちょこっと刺激を与えてくれる出来事でした。

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2006年09月05日

さくらの体内時計?

今日は野菜の配達日。この日はさくらも一緒に出かけます。彼女の目当ては私の実家。いつも配達途中で実家に預けてから回っています。

実家にいるとみんなが美味しいものをくれます。みんなのアイドルとしてかわいがってもらえます。かなり居心地がいいのでしょう、出発の時には急いで車に飛び乗ってきます。

ここ最近の火曜日の朝。
散歩に行ってもおしっこもウンコもしません。帰ってくると車の近くに陣取って出発を待っています。ひどいときは餌も食べません。

何で今日が火曜日って分かるの?

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2006年09月04日

人の見方

今日はネタがないので少し時事ネタから。

自民党の総裁選挙が立候補者も出揃い本格的にテレビで騒がれ始めました。

百姓としては政治家には何も期待していないので誰が総裁になろうと総理大臣になろうと構わないのですが、私なりの人の見方では谷垣禎一さんが好ましいですね。

くれぐれもお間違いのないようにいっておきますと、政策がどうとかいう問題ではありません。彼のしゃべり方が一番まともだからです。あとの二人ははっきり言って字幕スーパーがないと何言ってるか聞き取れない。

ただそれだけのことです。

人の見方にはいろいろとありますが、私にとって大きな判断材料になるのはしゃべり口調と字ですかね。

当然それだけではなく、所作やその人の発する雰囲気、話す内容や表情などいろんな要因が絡んでその人を判断するわけですが、日常的に接点のない人に関しては(テレビだけで判断するような場合)上記二点が大きなウエイトを占めてきます。

中でも「字」というと?と思われる方もいるかと思いますが、私はその人の書く字だけで好きになったり嫌いになったりということも結構あります。

書道をやっていたことも大きく影響しているのでしょうが、だからといって綺麗な字であれば良くて汚い字だとダメ、というものでもないのです。

字にはその人の内面が全て表れているような気がするのです。うまく説明できないのですが、第6感的な感覚とでも言いましょうか、字を見たときのイメージとその人のイメージというものが同調しているのです。

「言霊」といって、言葉には魂・思いが宿るという考え方があります。それと似た感覚ですが、字はその人の生き写しだと思うのです。

同じ人でもそのときの精神状態によって字も微妙に変化します。
男っぽい字、女っぽい字、やさしそうな字、我の強そうな字、賢そうな字、バカそうな字、落ち着いた字、忙しない字、怒っている字、幸せそうな字、などなどいろんな字がありまして、誰一人として同じ字を書く人はいません。

そんなわけで、私はメールよりも会話や手紙のほうが好きです。これだけPCにお世話になっておきながら・・・

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2006年09月03日

モリアオガエル?

今日はようやく竹薮の伐採をしました。田んぼの土手を覆う竹薮、こいつが曲者でして、以前から切ろう切ろうとは思っていたのですが、今日になってようやく作業開始できました。

で、その最中に綺麗なカエルを見つけました。モリアオガエルかな、と思ったのですが、どうも自信がありません。

ちなみに正面から見ると結構笑えます。↓

さて、この竹薮伐採作業、今日だけではまだ半分くらいしか終わりませんでしたので、残りはまた近いうちにやる予定です。

先日こういう作業にうってつけのチップソーを見つけてきたおかげで竹を切るだけはとても楽に早くできるのですが、問題は切った竹を集める作業です。

まだ田んぼには稲がありますのでそちらに倒すわけにはいかず、また反対側は川なのでこちらに落とすわけにもいきません。少し切っては空いたスペースに竹を積んでいくという地道な作業が要求されます。

しかも「藪」というくらいですから竹の密集度合いも半端じゃありません。そこに葛などのつるが絡んでくると竹同士が絡み付いてもうどうにもなりません。

かなりの重労働ですが、少しずつ竹がなくなり川や対岸が見えてくると嬉しいものですね。この場所はつい10年位前までは竹など一本も生えていなかったそうです。少し昔の姿に戻れたのかな。

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2006年09月01日

さくらvsかまきり

今日から9月。9月になったからというわけではないでしょうが、急に涼しくなりました。日中も天気はいいのですが、風が涼しく、外で仕事をしていてもそれほど汗をかかなくなりました。

さて、久々の写真です。

さくらに襲われたカマキリは死んだふりをするんですね。私はてっきりしんでしまったのかと思いましたが、しばらくするとこっそり逃げておりました。
で、今はなぜか私の布団の上に・・・

うーむ・・・ネタ不足も甚だしい。困ったときのさくら頼み。

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