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2006年05月31日

チャレンジデー

今日はチャレンジデーの日。それって何よ、と思われる方が圧倒的でしょう。

笹川財団が主催している体育イベントでして、一日の間に15分以上なんでもいいから運動しましょうって日です。
これを自治体単位で参加率を集計し、他の自治体と競うというイベントです。
本来は生涯スポーツ普及の一環として始まったものです。

実情はといいますと、あまり多くは語りませんが・・・

さて、部落の体育委員である私もその運営のお手伝いで朝と晩には参加してきました。日中はさすがに百姓をしたいので休ませてもらいましたが。

そうそう、先日の百均でのお買い物は今日のためのものでした。

どーでもいいけど晩飯が食べられないというのが一番こたえますね。特に私は腹が減ると極端にイライラしてきますので。満腹時には寛容でいられるような些細なことまでもがとてつもなく気分を害します。
空腹時に人間性が試されるのかなあ・・・だとすると私はかなりダメ人間です。トホホ・・・

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2006年05月30日

以前にも似たようなタイトルでかきましたが、今回は?がありません。断言しています。まさに夏の気配です。

今日は野菜の配達だったのですが、その帰り道ついに蝉の声を聞きました。だから夏でしょう。帰り道は午後ということもあり車に乗っているととんでもなく暑く、Tシャツ一枚で窓は全開、だから夏でしょう。

さて、今日はようやく写真を撮りましたので載せます。

今日は配達から帰って夕方まで田んぼで除草機をまくっていたのですが、この暑さのため、朝家を出る前と帰ってきてからとで草の生え方がまるで別世界。
上の写真は草が最も生えている箇所。稲がどこにあるか分かりますか。真ん中のが一応稲です。その周囲にあるのは稗。今はまだ分かりやすいですが、これをあと一週間ほうっておくと、稲か稗か見分けがつかなくなります。

で、もう一枚。

こちらはまだ草の生えてない場所。
なぜこれだけの差が出ているのか。考えられるのは水の深さと田んぼ自体の性質。
水が深いと稗のような発芽に酸素を要求する草は生えにくくなります。そして土が変われば当然草の生えやすい生えにくいということも起こります。

土の性質を急に変えることはできませんが、田面の高さをなるべく均平にすることは代掻きのときに書いたとおりある程度はできます。が、私がヘタクソなものでこれだけ差ができるんですね。

さて、今から入梅までが一つの勝負どころです。梅雨前の晴れ間が続くこの時期、気温も水温もぐんぐん上がりますので草もぐんぐん育ってきます。ここでどれだけ抑えられるか、畑も忙しいですがどちらも手を抜くわけにはいかない時期です。
上手にコツコツ一つずつ片付けていきましょう。

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2006年05月29日

久々の晴れ

ようやく雨が上がり、晴れ間が覗きました。といいましても畑は昨日までの雨でまだ本格的に作業をできる状態ではないので、今日は田んぼ作業メインで。

田んぼの写真を、といつも一日が終わってPCに向かうと思うのですが、田んぼに行くときにはすっかり忘れてしまっています。最近は文字ばかりで写真のない日記が続きまして見てくれている人たちも面白くないだろうな、と思いながら・・・

今日は草を刈ったり、除草機をまくったり、そしてついに去年切った竹を焼きました。春から待ち続けてようやく火をつけやすい日和にめぐり合いました。

今日は一日かなりの作業をしたとは思うのですが、さすがに雨で3日もぐうたらしていたせいでしょうか、気持ちよく動けましたし、家に帰ってきてもそれほどの疲労感を感じません。やはり疲労って積み重ねなんでしょうね。

日々少しずつ蓄積される疲労をいかに上手に処理していけるか。これも細く長く続けるための重要課題ですね。久々に晴れたからって急に無理をしすぎるのは禁物ですね。

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2006年05月28日

百均

今日も一日降ったり止んだり。だからというわけではないのですが、体協の行事で使う景品を買出しに。体協の役員さんとその子供たちと一緒に行ってきました。

向かった先は百円均一の店○イソー。参加賞ということでこのくらいのものを数そろえました。ポイントによる商品はもう少しいいものを別の店で買いました。

さて、そこで百均の話。朝、開店時間と同時に店に入ったのですが、すごいですね、客の数が。
今回は自分のものではなく景品として「使えそうなもの」「遊べそうなもの」「邪魔にならなそうなもの」を念頭に物色していましたが、こういう買い物も結構楽しいものです。なんといっても百均の品揃えの進化には驚きました。「こんなものまで」というよりはとにかく何でもあるといったほうが早そうな感じです。

さすがに「これが百円か」と思うようなものは数百円~千円はしていましたが、そりゃそうですよね。
やはり百円のものは所詮百円のもの。明らかに使い捨てにしかなりそうにありません。当然買い物客もそう思って買っていくのでしょうが、だとすればものすごいゴミの排出量ですよね。

物によっては長く使えそうなものもありますし、消耗品はどうやっても使い捨てです。あの安さだからついつい買ってしまう気持ちもよくわかりますが、「いいものを長く使う」という日本人の心はどこにも見当たりませんね。

便利さ・楽しさとともに少しむなしさも感じてしまいました。

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2006年05月27日

梅雨か?

今年は3日と晴れが続きませんが、今日はまた一段とひどい雨が降りました。今年は例年よりも入梅が早くなると気象庁は予想していますが、このまま梅雨に突入してくれるとちょっと困りますね。

春の野菜の生育が遅かったこともあり、畑仕事のほうがまだまだ梅雨までにやっておきたいことが残っているのです。といったところで天気はどうやっても操作することはできませんからこちらが合わせるしかないのですが、反面、梅雨までにやるべき作業が残っているということはそれなりに雨の降らない日もまだやってくるということではないかと楽天的に考えることもできるわけです。

こうした野良仕事のこともさることながら、単純に私の気分的な問題のほうが重要です。まだまだ太陽電池で動く機能が幅を利かせていますので、雨が続くとどうも気分が乗ってきません。雨はあめで楽しめるようにならないと真の意味での自然人とはなれないのでしょうが、やはりそうはいきません。

雨の必要性も街暮らしのころはなんにも分かっていませんでしたが、今では心身を通じて実感できるようになりました。でも、それと気分とは別問題でして、同じボーっとするにしてもお天道様の下のほうが元気が出ますね。

明日から少しずつは天気も回復に向かってくれるのかなあ。

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2006年05月26日

雨上がりの悲劇

今日は午後から雨の予報が朝から降り始めたのでお休みにしました。昨日少しがんばって多めに除草機を押していたので少し安心して休めます。田んぼについてだけですが。

先日書いた狐の親子はその後も懲りずに毎日のように山から降りてきていました。昨日も子狐だけのときにさくらに襲われ、危機一髪のところを何とか助けていました。

今日、昼寝から起きると雨が上がっていましたので少しさくらを遊ばせようと放したときでした。また例の鳴き声がするので現場へ急行。が、一足遅かったようで子狐は既に瀕死の状態でした。外傷は見当たらないものの半分白目をむいてひくついていました。

とりあえずさくらを連れて帰り紐につないだあと様子を見に行きましたが逃げそうな気配もなく、こりゃあダメだと思いました。
せめてどこかに埋めてやるかと長靴に履き替え再度現場に行ったちょうどそのとき母狐が子狐を咥えて逃げていきました。

果たしてもう死んでいたのか、それとも山に帰ってから息を吹き返したのか、結末は分かりませんが生存の可能性は低そうです。

思えば今まで狐には散々悪さをされ、困ってはいました。畑やボカシ肥料に入れていた生ゴミは荒らされる、烏骨鶏も2年続けて合計8羽も食われる、本堂にはウンコたれて逃げるといったことがなされてきました。

山から人里に下りてきて悪さをしていると即害獣という扱いを受け、即駆除という方向に進みがちです。人によっては今回のような話をすると「さくら、ようやった」と言ってくれる人もいるくらいです。

確かに自然界は厳しくこうした末路をたどる生き物などいくらでもいます。が、本来山で暮らし人里にはあまり近寄らなかった動物たちが人里に降りてくるようになった原因は人間が作っているわけです。

うちの環境で言うと、裏山は100mも歩けば高速道路にぶつかります。そこで山は分断され、環境は高速完成以前とは激変していると聞いたことがあります。
加えて山は荒れ放題。杉・檜といった針葉樹の乱植と適度な手入れがなされなくなったこととによって獣たちの食料は激減しています。
70代くらいの人と話をしていると子供のころは猪に出会うこともまずなかったということです。

一度里に下りて簡単に美味しいものに大量にめぐり合えば、獣のみならず人間だって病みつきになるのは当然です。実際現代人の「便利病」もメカニズムは同じことですから。

と、こんなことを考えていると今回の子狐の死も、あながち自然界の摂理と割り切ってしまえず、人間社会の悪行が生み出した犠牲とも捉えられるわけです。

それにしても猟犬の性とはいえ、どうもさくらは小動物に対しての残虐性が増してきている気が・・・

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2006年05月25日

除草

今日は集金常会と体協の寄りがあったのでいつもより遅くなりました。いつもならそろそろ布団に入る時間です。

さて、今日から本格的に除草機を押し始めました。といいましても畑仕事もありますので、この時期からは半日畑、半日田んぼという日が続きます。

昨日畔を踏み上げた田んぼも無事水漏れは軽減されたようでしたので安心して除草作業に入りました。
実際に田に入って歩いてみると結構草が生えてきています。畔端から見ているだけではまだまだ草の姿は見えないのですが、これで安心しているとえらい目にあいます。

草が生えているといっても水位の低い箇所に少し生えているくらいで、深い場所では全く生えていないところも多々ありますが、今のうちから除草機を押すことによって水をにごらせ草の発生を抑えるというのも大事な目的です。

「上農は草を見ずして草をとり、中農は草を見てから草をとり、下農は草を見ても草をとらず。」とはよく言ったものでして、確かにくさが見える前から除草作業、というよりは抑草作業をすることによってその後の除草作業も格段に楽になります。

当然ここには春の田ごしらえから始まりあらゆる作業の影響が出てきますので単に草取りといってもそれだけを考えていてもダメなのですが、こうしたことが身にしみてわかるまでに何年も失敗を重ねてきました。

だからといって今年これでうまくいくという保障はどこにもありませんが、少なくとも着実に二の轍は踏まないようにはなってきています。

明日からまた雨が降るとか。今年の春は晴れ間が3日と持ちませんね。

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2006年05月24日

除草開始、のはずが・・・

今日から早速田んぼの除草作業開始。と思ったのですが、いきなり問題が・・・

まずは除草機を押してみたのですが、苗が小さいのですぐに泥をかぶってしまいます。そこでデッキブラシの登場。これでやると手間はかかるのですが、少々植え筋が曲がっていようと苗が小さかろうと微妙な調整ができます。

ところがもっと問題なのは水がまたしても抜けていること。昨日の夕方に見てから今朝までの間でかなりの量が抜けています。ということはまたどこかにモグラの穴でも。

ということで急遽畔の穴をふさぐことを先にすることにしました。とはいえ、どこに穴があるかは見ただけでは分からないのでぐるりと一周畔際を足で踏んで固めていきました。

去年まであまり草も刈らない、刈っても草をそのまま畔においておいたような田んぼなので畔は土がよく肥え、モグラの穴だらけ。踏みつけるとボコボコになります。
こりゃあ、どこから抜けていてもおかしくないな。

2時間以上かけてようやく畔ふみを終了し、水も溜まったのでこれで明日の朝まで様子を見てみます。これで水漏れがなくなっていると安心して除草作業に入れるのですが。

とまあこんな感じですので、なかなか思ったようには作業が進みませんが、これもまた百姓。焦らず、ゆっくり、コツコツと、の精神がなければやっていけませんね。

やはり初めて作る田んぼには予期せぬことが多々起こるものです。まだ始まったばかり。秋までにこういうことに何度遭遇することやら。
でもこうやって田んぼの癖も次年度の対策も分かってくるわけです。

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2006年05月23日

配達開始

本日より今年の野菜配達が始まりました。といってもまだサニーレタスと干し椎茸しかないのですが・・・

例年ですと4月終わりごろには始まっているのですが、今年は野菜の生育が遅れ気味でして、田植えのこともあり、こんな時期になってしまいました。

毎年野菜を買っていただいている消費者の方には例年の開始時期が分かっているので、「何かあったかと心配したよ」と皆さんにご心配をかけていました。
ま、自然のことですからこういう年もあるということで・・・

なんにしてもこれでまた一つ濃い季節に入ってきたという感じです。

夕方さくらの散歩時に田んぼの見回りもしているのですが、早速草が生えている田を発見。代をかいてからちょうど1週間、水のあまり深くならないところでは当然草も生えてくる頃合です。

こりゃあ、明日は第一回目の除草機押しだな。「濃い季節」じゃ済まなくなってきそう・・・

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2006年05月22日

墓所での一戦

15時ごろ休憩しようと家に戻ってきたときのこと。

いつもどおりさくらを遊ばせようと紐をはずしてやると突如本堂のわきへ猛然と走り出しました。その直後「ギャン!」というけたたましい叫び声が。

「狐を見つけたな」と見に行ってみると、案の定逃げる狐とそれを追うさくら。

さすがは野生。走力も跳躍力も狐のほうが一枚上手のようで、これは逃げられたなと思った私はさくらを呼び戻しました。

するとその直後、山へ逃げていったはずの狐が戻ってきて私に威嚇。と同時にさくらはもといた辺りへダッシュ。今度は狐もさくらを追っていくので私も走り寄って行くとそこには小さな子狐を咥えたさくらが。

そこへ威嚇しながら走り寄る母狐。今度は子狐を離し母狐に襲いかかろうとするさくら。その間に子狐は逃げるも母狐がすぐに逃げるのでさくらはまた子狐に襲い掛かります。

その時点で私のレフェリーストップ。さすがにさくらも一度火がついているので何度か怒鳴りつけるまでは子狐に噛み付くことをやめませんでしたが、何とか私のもとへ呼び戻し、その間に子狐を逃がしました。

この間母狐はといいますと一定の距離を置いてずっと私たちに威嚇を続けていました。明らかに立ち向かえば殺されてしまう相手に向かって天晴れな勇気であります。が、これが母親としての自然な姿なのでしょうね。

これを見せられちゃ、「さくら、やっておしまい。」とは言いにくいものです。

子狐も自力で逃げたということは致命傷はなかったものと信じましょう。狐の恩返しってあるのかな。

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2006年05月21日

田植え終了

今日で田植えが無事終了しました。
今日は父・母・弟と友達が来てくれ、私を入れて6人で植えました。最後の1反の田んぼにもち米を植えたのですが、さすがにこの広さでこの人手があるとすぐに終わりました。実質3時間もかかっていないと思います。

今日は天気もよく暑い中での田植えでしたが、前半戦が雨だっただけに余計にでも気持ちよく作業ができました。雨の中で田植えをしてくれた友達には悪いのですが、やはり天気がいいほうが仕事もはかどりますし、気分的にもゆとりができますね。

田植えが終わったあとの話。
田靴を洗うついでに川に入ってみたいということでみんなが川に入っていると(特に父が大喜びで率先していたのですが)突然母の悲鳴が。
川辺に蛇でも出たのかと思うと「サンショウウオだ!」と大騒ぎ。
私もすぐさま川に入ってみるといました。1mはありそうなオオサンショウウオです。このあたりでは「ハンザケ」と呼んでいますが、天然記念物の爬虫類です。

残念ながら水の中にいましたので写真に収めることはできませんでしたが、実のところこちらに来てから実物を見たのはこれが初めて。
この辺りにはいると聞いていたのですが、川に行ったときもなかなかお目にかかることはできていませんでした。なるほど今日の場所は流れの速さも水の深さもちょうどよさそうな感じです。今まで私が入っていた場所はそれとは正反対の環境でしたね。

と、まあこんな感じで今年の田植えも最後は少し余裕を持って終えることができました。手伝いに来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。特に悪天候の中でも文句一つ言わずに植えてくれた方々、感謝の言葉も見つからないほどです。

こうして多くの人の思いの詰まった苗をこれからは無駄にしないようにがんばって育てていかねば!

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2006年05月20日

田植え

17日~今日まで友達が田植えに来てくれていました。昨日は雨という悪条件の中がんばって植えてもらい、残るはあと1反となりました。ありがとうございました。

今年は気温がなかなか上がらなかったこともあり、苗がとても小さいのです。霜の降りるような苛酷な環境の中で育っているだけあって、太くて硬い苗にはなっているのですが、丈は不十分でした。

実際に植えてみると田面の低いところではすぐに水没してしまいます。丈夫な苗になっていますので電気育苗苗のように水没したことによって溶けてなくなるということは少ないと思いますが、水管理と除草には頭を悩ましそうです。

明日は家族・友達が来ての田植えです。残り1反を6人で植えるのですから楽に終わります。
来週から野菜の配達の再開。田んぼの除草。畑も草だらけになっていますし、今から植えるものもありますし。田植えが終わってもあまりのんびりと骨休めというわけにはいかないのがこの時期ですね。
少しでも時間のあるときに田植えでの腰の疲れを取っておかないと。

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2006年05月16日

わくまくり

今日は朝方少しだけ雨が降ったもののその後は全く降らず無事に「わく」をまくることができました。

といいましても昨日代をかいたうちの一枚はうまく水が落ちず、泥も落ち着かなかったので、今日は止めにしました。
ちょうどその最後の一枚に入る前に手の肉刺が潰れましたので、少し早かったのですが今日はおしまい。この程度で肉刺が潰れるとは手が軟弱になっています。

さて、明日から植え始めようと思っていたのですが、なんと明日からずっと雨の予報。やれやれ、今年はひたすら合羽を着ての田植えとなりそうです。

よく思い返してみると、毎年田植えのどこかでは雨が降っているような気が・・・季節柄仕方のないこととはいえ、少しは晴れ間も欲しいな。

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2006年05月15日

代掻き終了

本日ようやく代掻きが終わりました。昨日の予定が少しずれ込んでどうなることかと心配していましたが、結構早めに終わりました。おかげで夕方にトラクターの掃除や代掻きの後片付けなどもでき、大きな作業をすっきりと終えることができました。

さていよいよ明日は「わく」をまくって、植える準備です。相変わらず天気予報は雨のままですが、大雨にならなければよしとしましょう。田植え自体は雨が降ってもできる作業ですからね。

それにしてもトラクターに乗っているだけなのですが、やけに疲れます。今日は昼食後にはトラクターに乗ったまま寝てしまっていました。そのまま田んぼに落ちるようなことにはなりませんでしたが、今日はかなり本格的に寝てしまいましたね。
一度降りてから少し歩くと目が覚めましたので、それからは大丈夫でしたが、どうも昼寝癖がついているようです。

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2006年05月14日

代掻き

今朝は少々冷え込みました。5℃くらいでしょうか。日中はいい天気だったのですが、風はやや冷たかったです。

こんな日に一日中トラクターに乗ってじっとしていると結構冷えますので、少し厚着をしての代掻きでした。

田植えまでに大きく3つの作業がありまして、今日はその最終段階の植え代掻きです。
順番に説明しますとまず粗起こしといいまして、水のない状態で一度田を起こします。これは水を張ったときに土が練りやすいようにほぐしておくことと、田んぼの盤を作るのが主な目的です。
次に粗代掻き。これは水を張ってから土を練ることによって水が抜けないようにする作業です。この際に水漏れを発見してその箇所をつぶっておきます。
そして最後に植え代掻き。これは田面を均平にすることと、ここまでに生えてきた草を埋め込むのが主な目的になります。

こうしていよいよ田植えとなるわけですが、残念ながら今日一日では全ての代掻きは終わっていません。なんせ私のトラクターは小さいのでかなり時間がかかるのです。うまくいけば明日一日で何とか終わるはずなのですが、今日の予定が少し終わっていないので明日にずれ込んでしまいました。

さて、明日までは天気がよさそうな予報ですが、田植え予定日あたりは少し降りそうな予報になっています。相変わらず日替わりの天気予報なので実際はどうなるかわかりませんが、悪くとも大崩れということはなさそうですね。

さあ、明日も朝からひたすら代掻き、代掻き。

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2006年05月13日

いよいよ

今日は雨。といっても先日ほどの大雨ではありませんでした。例によって今日はお休みと決め込み買出しを兼ねて実家によっていました。

ちょうど姉夫婦が赤ん坊の3ヶ月検診を終え実家に。1日早いですが、母の日を兼ねてみんなで夕食を。名目が母の日ということで今日は姉が料理をしていました。

さて、いよいよ明日から植え代掻き。そしてそのまま17日には田植え開始予定です。お天気のほうも何とかひどい雨にはならずにすみそうな予報です。苗のほうも丈は小さいですが、がっしりとしたいい苗に仕上がってきました。

野菜のほうも徐々に出荷のめどがついてきましたので田植えが終わった次の週から配達を開始することにしました。

明日は日曜日ですが、当然のごとく百姓に曜日は関係ありません。他でしっかり休んでますし、そういう曜日概念もすっかり剥落しましたね。
さあ、明日からまたがんばるぞ。

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2006年05月11日

雨の力

昨日はかなりの量の雨が降りましたが、さすがは私の畑。水はすぐに引いてくれ、今日は普通に歩けます。
で、中に入ってみてみると野菜たちは一気に大きくなっています。色もよくなってきます。が、それと同じように、否、それ以上に草たちも大きくなっています。

午後から天気もよくなってきたので畔草を刈っていたのですが、またまた肩がこってきたので夕方からは畑で少し草取りを。

実際に草を取り始めるとかなりの量になっています。雨は単なる水ではなく、大気中の窒素分を含んで降って来ますので、さながら液肥の状態。一雨ごとに植物が大きくなっていくのも当然です。加えて気温も上がってきているこのごろですからなおのこと。

明日も天気はよさそうなのでもう一日草と戯れますか。

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2006年05月10日

日替わり予報

今日は一日降りも降ったり。田んぼも畑も水がいっぱいです。
昨日の予報では雨が日曜日まで続くことになっていたのですが、今見ると明日、明後日は一時上がる予報に。

困ったことに来週もまだ雨が残るような予報が見え始めました。少々雨が降っても田植えはできるのですが、できることなら晴れた時にやりたいものです。

まあ、この予報も来週までにはまた大きく変わってくるのでしょうから降らないことを祈ることにしましょう。

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2006年05月09日

めぐりあわせ

今週は明日からずっと雨の予報。ということで今日のうちにできることをやっておこうと朝から畑仕事でした。

午前中にエンドウの「うろ」をして(棚を作ったりすることをこう言います)、午後からは人参とほうれん草の種まき。

本当は畔草ももう少し刈りたい所があったのですが、午後から2~3時間ばかり軽く雨が降ったのでそこまでの時間は取れませんでした。ま、この草刈はどうしても今やっておかねばならないというほどのものでもないので良しとしましょう。

この天気予報を見る限りでは田植えの予定を来週に決めたのは正解でした。苗の生育具合を見て決めたわけですが、これが天気とうまくかみ合ってきています。

野菜の種まき時期や生育具合も今年は天候とうまくあっているようで、今のところ順調です。但し、暦にこだわりすぎて早く撒いてしまったピーマンやトマトは生え出がいまひとつ。暦も大事ですが、それ以上に周囲の動植物の動きで季節を読むことが一番間違いがなさそうです。

春先は気温の低い日が続き、不安ばかりが膨れ上がっていたのですが、時期が来ればそれなりに育っていくものです。あせらず「待つ」事が大事とは頭ではわかっているのですが、経験が浅いぶんなかなか難しいことです。

さて、とりあえずは雨降り前に片付けておく作業はそれなりにできたので、明日からは少しゆっくりさせてもらおうかな。

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2006年05月08日

肩こり

またまた日が開いてしまいました。最近どうもいけませんねえ。

今日はまたしても暑い一日になりました。が、先週と違って週末の雨のせいか少し蒸すような感じでしたね。

先週末に田んぼのあら代掻きが終わってから、現在は主に畑仕事と畔草刈りです。今日はまた畑がよく乾いていなかったので一日草刈三昧。

気温の上昇もあり、一雨ごとに草が勢いよく伸びてきます。雨には空気中の窒素分が溶け込んで落ちてくるとかで、それだけで肥料分をふんだんに含んだ液肥状態なわけですから雨のあとの植物の成長速度には目を見張るものがあります。

ちなみにいつも水や肥料をふんだんに与えて育てた野菜などは雨が降っても大して変化がありません。逆に降りすぎると弱ってしまうものも・・・なんでも甘やかして育てるとこうなるんですねえ。

さて、そこで草刈の話ですが、よく考えると今年初めての本格的な草刈でしたので調子に乗って長時間刈っていますとすっかり肩がこってしまいました。暑さも手伝ってか、一日が終わったときにはかなりぐったりです。

夕方5時からの1時間くらいはさすがにもう草刈をする元気がなかったので刈った草を野菜の周囲に敷き詰めるという軽めの作業で終わりにしました。

ちなみに、野菜の草抑えとして現在ではビニールの「マルチ」というものを張るのが一般的なのですが、私はこれが嫌いですので草で代用しています。これだと草の養分も野菜にいきますし、適度な湿度も保てる、尚且つ草の発生も抑えるという一石三鳥の優れものなのです。
しかもビニールという石油製品をを無駄に使うこともなくゴミも出ない。言うことないですね。

他の人たちは面倒くさがってこういうことはしていませんが、マルチを張るのだって結構面倒だと思うんですけどね。特に私は一人で作業しているからビニールを張る作業のほうが難しいですね。風で飛ぶから。

さて、今週は天気が悪そうです。晴れ間が続くのは明日までの予報。その後は週末にかけて雨が続きそうです。ま、来週の田植えのときに晴れてくれるんだったらそれでいいんですけどね。

ちなみに田植えは来週17日(水)開始予定です。参加人数によっては2~3日で終わる予定ですが、もしどうしても週末で植えに来たいという人がいましたら連絡ください。週末分を少し残しておきますので。

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2006年05月05日

ひとやすみ

今日も暑い一日でした。今年のGWはいい天気が続きます。田植えや行楽をする人にはよかったでしょうね。

私はと言いますと、昨日でようやく荒代掻きが一通り終わったところです。初めての田んぼなので水もちなど田んぼの癖がまだ把握できていませんで毎日目が離せませんが、それでもとりあえずは時間のかかる作業が一つ済みました。

明日の午後から天気が崩れそうな予報ですので、それまでに今度は畑のほうを少し片付けておかないといけないのですが、今日は少々疲れもありましたので休ませてもらいました。

といいましても一日完全に寝て過ごすというわけにはいかないのが今の時期のことでして、田んぼや苗の見回りなどは欠かすわけにはいきません。
面白いものでして、こうなってくると家を離れるわけにはいかなくなるのですが、そのことは嫌にはなりません。むしろ世間がGWとかいっている時期でもここにずっといて田畑の守りをするというのが当たり前の感覚になってきました。

好きな仕事をしているから、という捉え方をされると違っていまして、田畑に出るというのは仕事というよりは日常生活の一部なんですね。
サラリーマンをしていたころはこんな感覚ありませんでしたが、ようやく私も勤め人根性みたいなものが抜けてきたのかもしれません。

さて、明日は雨が降るまでにもう少し畑のほうを片付けておかないと。

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2006年05月03日

無事

今朝は恐れていたほどは冷え込みませんでした。が、それでもやはり少しは霜が降りていました。

昨日心配していました稲の苗はといいますと全く問題なく元気です。やはり今までも霜が降りるような状況を切り抜けてきた苗だけに少々では負けませんね。
その代わり、中でも弱い苗は淘汰されていっています。ほんの数本ですが、病気になっていたものが現れていまして、やはりこれだけ苛酷な環境にさらされるとそうした苗は生き残れないようです。これらも薬や電気などを駆使していると無事に育っていたのかもしれませんが、そんなことでは田植え後に生き残れなくなるのは目に見えていますので無駄な努力ですね。

さて、日中はまたまた夏を思わせる暑さでして、ついに畑にモンシロチョウが舞い始めました。ということでキャベツにネットをかけましたが、葉の裏を見るとすでに何者かの卵がいくらかは産み付けられていました。形と数から見てモンシロチョウではなかったのですが、まあ似たようなものでしょう。

虫の被害を完全にゼロにすることは不可能ですし、またそんなことをしようと考えること自体が不自然なことなので少々のことは目をつむりますが、キャベツのチョウチョだけは多少防いでおかないと食べるところがほとんどなくなりますのでネットをかけるくらいは許してもらっています。

さて、明日も暑くなりそうです。週末の雨降りまでもうひとがんばりです。

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2006年05月02日

寒波再び

今朝は4時ごろに雷と雨の音で目が覚めました。去年のこともあるのですぐに電話線とテレビのアンテナを抜いてから二度寝。

その後6時ごろには雨は小ぶりになっていたのですが、外に出てみると風は北風に。午前中徐々に寒くなっていき午後からは晴天になるも風は冷たい北風のまま。この調子では明日の朝はかなり冷え込むなと思っていたら天気予報では0℃以下になりそうな予報。

稲の苗が心配なのでプールの水かさを上げております。以前にも書きましたが、私の育苗は完全に外気温に準じて苗を鍛えるために加温設備など何もなく野ざらしで行っています。

口では強気なスパルタを豪語してはいますが、やはりこうした急激な冷え込みが来ると心配にはなります。

近くでも既に田植えを済ませている家もありますし、明日の連休で植える予定の家もあります。この寒さがどう影響するのか見ものではあります。

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2006年05月01日

訂正

先ほど4月30日を旧暦の4月1日と書きましたが、4月28日の間違いでした。

月の形がおかしいなと思い、暦を見てみると間違えていました。ごめんなさい。

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夏?

先月の30日、つまり昨日が旧暦では4月1日でした。4月ということは夏に入ったということですが、これを堺に急に暑くなってきました。日中も20度を越すようになり、朝晩も冷え込みがなくなりました。まあ、朝晩の冷え込みはまだ突然やってくることはあるでしょうが、こうした気温だけでなく周囲の様相も急激な変化を見せております。

朝田んぼへ行こうと家を出るといきなり築地で大きな蛇が日向ぼっこ。昼食後、縁側で一服していると庫裡の屋根裏からゴソゴソガタガタ。ネズミかと思ったのですが、キーキーという泣き声も聞こえてきましたので、おそらく蛇がネズミを食べていたのでしょう。しばらくすると静かになりました。

稲の苗はこんな感じ。

まだまだ小さいですが、ここ2日での生長は目を見張るものがあります。

境内にある八重桜です。

これもここ2日で急に花が開き始めました。

最後は虫です。

何の虫かはわかりませんが、面白い格好をしていたので撮ってみました。始めてみる虫です。

カエルも元気に合唱しています。こんな感じで暖かい季節の到来を喜ぶとともにいよいよ百姓のほうも忙しくなってきます。そういえば世間ではGWとか言ってたっけ。

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