« 2008年10月 | メイン | 2008年12月 »

2008年11月23日

今年の冬は・・・


昨日、今日と気持ちのいい青空が広がってくれ、先日の雪がきれいに消えました。ホント、つい数日前に雪が降っていたというのがうそのようです。

今はもち米、豆類(小豆・大豆)、ソバなど乾燥が必要なものばかりを相手にしておりまして、この貴重な晴れ間は助かります。漬物用の大根も干していたのですが、いい具合に干上がってきてくれています。

写真は軒先にいる南天と紫式部です。紫式部は秋からずっと実をつけっぱなしでいまだに健在。南天は先日の寒さで一気に色づいてきました。ハテ、この二つが同時に拝めるってことは今までにあったろうか・・・私の記憶にはありませんが、とにかくどちらもきれいに色づいております。

暦の上ではもう冬のはずなのですが、冬らしい、というよりは例年のこの時季らしい寒さというのがあまりありません。先日のようにいきなり時季を飛び越えたような寒さはありましたがあれ以来またそれほどの冷え込みではありません。

そろそろタイヤの履き替えなんかも気にしないといけないのかなあ・・・と思いながらもいまだに豆やソバなんかをかまってるし、なかなかそういう冬の気分になりきれません。さくらなんていまだに毛が抜け続けてますしね。まだ完全に冬毛になりきっていないんです。こいつのリズムを当てにしてもいいんだろうか・・・

17:37 | コメント (25) | トラックバック

2008年11月19日

積雪

うっすらと雪が積もりました。未明にゴソソソッという音で一瞬目が覚めましたが、屋根から雪が落ちる音でした。現在雪は小康状態ですが、かなり強い北風で気温は一向に上がりません。


朝から火鉢に炭を入れましたが、当然これでは部屋が暖まるほどのことはありませんで、手をあぶりながらPCに向かっております。そもそもうちは隙間風がひどいんですね。おかげで換気する必要もありませんし、部屋に匂いが残るということもないのですが、部屋の中にいても風を受け続けているというのもこういう時季になると少々つらいものがあります。

朝から道路の雪はほとんどないくらいの状態ですので、車で移動したりは十分できますが、高速道路などはすでに冬タイヤ規制が入っているようです。ですが畑などは↓のような状態ですので何もできません。

それ以上に心配なのは明日には野菜の発送があるということ。どうも明日にかけてもまた冷え込むようでして、明朝の段階でこの雪が無くなっているとは思えないのです。雪の中からでも収穫できるものもありますが、雪をかぶった時点でもうだめになっているものもあるでしょうから予定していたすべての野菜を送るというわけにもいかなくなりそうです。残念・・・

この時季の雪ですからすぐに消えてはくれるのでしょうが、今週末くらいまではこの寒さが続きそうな予報になっております。じたばたしても仕方がないので休養期間と思っておとなしくしておきます。寒いのは・・・耐えることと慣れることしかないですね・・・

10:15 | コメント (23) | トラックバック

2008年11月18日

朝夕逆転

本格的な寒波がやってきたようです。
今日は配達の日でして、朝から広島へ出ておりました。朝こちらを出るときは雨、気温は5℃くらいでしょうか。広島に出ると雨はほとんど降っておりませんでした。

配達途中から広島でも急に風が強く、そして冷たくなってきました。車でラジオを聴きながら配達をしているのですが、その中で「芸北地域で雪が降り出した」という情報が。

さて、配達が終わって実家に寄ったときに大朝の友達に電話をして雪の様子を聞いてみました。「それなりに降ってはいるが、降ったり止んだり、積もるような感じはまだない」ということでした。

今日のように急いで帰っても特にすることもないようなときは実家でそのまま夕食まで食べて帰るということが多いのですが、そうすると帰りは夜になってしまいます。まだタイヤを冬用に履き替えていないとはいえ、夜も早い時間であれば問題はないだろうとは思いました。が、万一少しでも路面が白くなってくると雪道に慣れていない車は慌て出しますし、当然危険度も上がります。

ということで今日は明るいうちにさっさと帰ることにしました。で、こちらについたのが午後4時過ぎ。天候、風は強く冷たく、雪が降ったり止んだり、気温1℃くらい。朝家を出るときより夕方帰ってきたときのほうが格段に寒くなっております。さすがに今夜はストーブをつけさせてもらいます。

ホント、今年は急に気候が大きく変わります。夕方のさくらの散歩に行くとき、今シーズン初の手袋を使いましたが、冬用の手袋なんてまだ先、くらいに思っていたので探し出してみると埃だらけ・・・今年のきのこ類の生え方もそうですが、例年と比べて気候変化の順序やスピードが変わっておりますといつごろ何を準備しだしていたのかわからなくなってしまいますね。まだこれから年内にかけてはこんな調子で動くんでしょうからそろそろ本気でいつ冬になってもいいようにしておかないといけませんかね。

16:48 | コメント (17) | トラックバック

2008年11月12日

ヒヤリ・・・

今日は久々に快晴。最近すっきりと晴れる日がなかったので、仕事がはかどります。で、もう少し、もう少しとやっておりますと、日暮れは早いものでして、さくらの散歩が遅くなってしまいました。散歩から帰ってくるころにはすっかり日は暮れておりました。

最近はいつも散歩から帰ってくるコースは寺の正面から境内に上がるというのがお決まりになっていたのですが、今日はさくらが突如墓所のほうから猛然と駆け上がっていきます。こちらのコースから上がると墓所前の畑の端に出るのですが、そこでやたらとにおいをかぐさくら。まさかと思って周囲を見渡しますと、畑の反対側に黒い影・・・

すでに暗くなっておりまして、はっきりとは見えませんが、確かに何かがいます。その黒い影も私たちに気がついたようで、裏山のほうへと逃げで行きます。大きさや走り方から見てどうやらシシ(いのしし)のようです。無謀にも追いかけようとするさくらを押しとどめ速やかに家へと入り込みました。

この秋はここの畑にやたらとシシが出ておりまして、かなり掘り返されておりましたので、夜な夜なやってきているということは知っておりましたが、まさかこの時間にご対面するとは思いもよらず、30mくらいの距離で向き合うと、さあどうしよう、と一瞬悩みますね。

距離があるのでいきなり向かってくるということはめったにないことですが、万一そうなったら・・・さくらはやる気満々ですが、どう考えても勝てるはずがなく、そんなさくらをつれたままでどうやって逃げるのか、はたまた何とか戦うのか・・・でも素手だぞ・・・とりあえず向こうの動きを見てからだな・・・なんてことを考えながら目を凝らしておりました。

暗くなると周囲が見えにくくなるのは当然ですが、よく考えると私たち人間はほとんど視覚のみに頼って状況把握をしているわけでして、犬やシシのようににおいや音などを察知する能力は格段に衰えているんですよね。そうなると夜間の外敵察知能力なんてものは自然界の中においてはほぼ最下等に位置するんじゃなかろうか、などと思ってしまいました。

とりあえず今回はシシでよかったというようなところもありまして、これが熊だったらと考えると恐ろしくなってしまいます。いくら天気がよくてもこの時期は早めに散歩を終わらせるようにしましょう。

18:14 | コメント (751) | トラックバック

2008年11月06日

もう11月なんですよねえ・・・

長らくサボっておりました。前回ストーブをつけたという話をしたのですが、実はあれ1回きりでして、その後はまったく火の気なしで過ごせております。先日魚を焼いたときに残った炭を火鉢に入れていたくらいのことで、それも無ければ無いで問題ないくらいに暖かい日が続いております。

実は昨日の朝は0℃まで下がり、初めて霜が降りたのですが、それだけ。今日などは畑仕事をしておりますと、蚊に刺される始末。このあたりでこの時季に蚊がいるなんて、考えられないことでした。

今日は玉葱の定植をしていたのですが、この作業をしているときってもっと寒かったんです。今日も3時くらいまではいい天気で、暑いくらい。こんなに暑い時季に玉葱を植えて大丈夫なんだろうかと少々心配にもなってきますが、苗のほうはすっかり大きくなっており、そろそろ植えないと限界です。今日一日ではまだ半分も終わっておりませんので、続きはまた後日ということに。
夕方から雨が降り始めまして明日あさってとあまりすっきりしない予報ですので、雨が上がってから続きを植えようと思っています。

今年はカマキリの卵が異様に低い位置についています。地上から10cmくらいでしょうか。はじめのひとつを見つけたときはこいつだけが間違ったんだろうと思っていたのですが、見る卵見る卵すべてがそんな感じです。今年は雪が少ないのでしょうか・・・

寒くないというのは過ごしやすいですし、暖房も気にしなくていいですから一見するといいことずくめのようですが、やはり寒くなる時季には寒くなってもらわないと何かが狂ってしまうんでしょうね。その「何か」なんてことは我々人間の知り得べき範疇のことではないのですが、それでもその結果は当然我々の身にも返ってくることです。

寒いのは嫌いですが、寒くなってもほしい。なんともおかしな心境です。

17:48 | コメント (20) | トラックバック