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2010年11月26日

父親になりました

11月23日に無事第一子が誕生しました。元気な男の子です。

ちょうどこの日は新嘗祭の日です。百姓の子としてはこれ以上ないよき日に出てきてくれました。

名前は思案中でして、まだありません。

しばらくはまだ女房・子どものいる広島とこちらとを行ったり来たりの日が続くと思いますので、落ち着いて更新というわけにもいきませんが、とりあえず喜びのご報告まで。

ちなみに冒頭の写真は生まれて2日目のものです。
生まれた直後の顔はこんなんでした。↓

日々、というよりも刻々と変化があるようでして、あらためて命の神秘に気付かせてもらえます。

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2010年11月12日

何故そちらから・・・

昨夜、寝ているときのことです。大きな物音で目が覚めました。朝になって家の周囲を見回っておりますと、何の音だったのかが判明。


ボカシを作ったりしている小さい方のハウスです。まずはハウスバンドを数本切って、サイドの巻き上げビニールとその芯棒になっているパイプを捻じ曲げております。なぜかここまで破壊しておきながらその内側にある虫除けネットは爪を立てただけで諦めております。



その後、ハウス後ろ側のビニールだけの部分を破って侵入した模様。



そしてハウス内に積んであるボカシを大量に食べています。つい先日新しく積み直したばかりでして、写真にある量よりも倍以上はあったはずなのですが・・・
しかも・・・



ハウスの入り口は開けっ放しだったんですよ!同じ食べるならなんでこっちから入ってくれないの。

あ、これクマの被害ですよ。

やれやれ、雪までにこのハウスを直さないとねえ・・・また一つ仕事を増やしてくれました。それにしてもボカシにまで手を出し始めるとは、よっぽど食べるものがないんだねえ。この調子でいつまでも冬篭りをしてくれないとなると、まだまだ警戒が必要です。

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2010年11月10日

冬に向けて

周囲の山々がかなりいい色になってきました。実はこの写真は先週?撮ったものでして、今季初の氷点下になった日です。この頃はまだそれほどでもなかったのですが、1週間程度で一気に色づいてきました。

氷点下の日が続くかと思えば、今度は5℃以上になる日が続いたり、また昨日からは冷たい強風が吹き荒れてみたりと、季節の変化に身体がついていくのも結構大変です。

クララは昨日出発しまして、春までは京都のお寺に逗留です。冬の間はうちではすることもありませんし、ちょうど女房の出産も予定日まで一ヶ月を切ってきましたからねえ。こうして考えると早いものです。

畑仕事も残すところ豆関係が中心になってきまして、手間はかかりますが、それほど大掛かりな作業はなくなってきました。ということで昨日からは田んぼの大工事に取り掛かりました。暗渠排水を作る作業です。

実は先日購入しましたユンボが納車となりまして、これを駆使しての大仕事です。ちなみにこのユンボ、別にこの工事のために買ったわけではありませんで、別の目的があってのことなのですが、これはまた追々ご紹介していきます。

さて、私当然ながらユンボは初心者ですから操作を覚えながら、練習しながらの作業です。なれない機械操作ですから思うように動いてはくれませんし、仕事も遅いものです。それでも手作業よりは格段にはかどりますけどね。

本日2日目にして、ようやく少しだけ感じが分かってき始めました。思い通りに使えるようになるには何年もの実践が必要でしょうが、まずは初心者らしく安全第一で、急がず少しずつ丁寧に仕事を覚えていきたいですね。

今年は冬に向けてこうした大仕事や出産などもあり、忙しく過ごせそうです。クララもいなくなって、何もなければついついだらけそうな時季にありがたいことです。

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2010年11月02日

やはり忘れる・・・

ここのところすっきりしない天気が続きます。まるっきり日が差さないわけではないのですが、雲は多めで風は北風。冬が近づいているといえばそうなのですが、先日までの暖かさが忘れられず急な気温の変化に振り回される日々は続いております。春からずっとこんな感じですので、そろそろ対応しろよ、というところなのですが、やはり今年一年の経験よりも今までの慣れのほうが身体には染み付いているようです。

昨日は近所の奥様方を講師に藁ぞうり・布ぞうり作りをしました。数年前から冬に集まって作っていたのですが、去年は何かと時間が合わず一年ぶりのぞうり作りです。

今年はちょうど今クララが来ているという事もあり、この時期に時間を作ってもらいました。私のところからは女房とクララと3人で参加しました。

私もこれまで何度か藁ぞうりを作っているので、もう楽に作れるかと思って臨んだのですが、やはり駄目ですね。しばらく作っていないとすぐに作り方を忘れてしまっています。

昔の人たちは毎年何十足も作っていたということですが、私なんて年に一回よく作っても2~3足がいいところですから当然手が覚えるという域に到達しているわけもないのです。

必要に迫られないとなかなか本気にならない、というのは特に私のような人間にははまりすぎるくらいの言葉です。単に興味や趣味の感覚でやっているのと、生活の一環の中で身に付けることとでは全く別物になってしまうんでしょうね。

写真は大きい方が女房が初めて作ったものでして、小さい方が私の作ったこの日2足目のもの。私が作るとどうも大きいものは形が不揃いになりまして、横着の意味もあり2足目は小さいものを作ってみました。子供用ですね。

私たち夫婦は藁だけで力尽きたのですが、クララは布ぞうりにも挑戦していました。二人ともかなり楽しかったようでして、私としても嬉しい限りです。そして何よりもこうした機会を作ってくれる近所の人たちには感謝・感謝ですね。

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