畔塗り
田植えが近くなり忙しくなっております。先週荒代をかき、今は畔塗り作業中。今年は4反あまりの田を植える予定ですが、だからといって全ての畔を塗るわけではありませんで、全体の半分くらいでしょうか。
特別塗る必要のないところや、畔が高すぎて塗る事のできないところなどがありますので、それ以外のところ、つまりは水が漏れやすいところや畔の低いところを塗っております。
今年は特にこの塗ったところに持ってきて大豆を植えてやろうと目論んでおりますので、畔塗りも半分は漏水対策、半分が大豆を植える場所作りといった感じになっております。まさに一石二鳥です。
田んぼによって塗りやすいところ塗りにくいところがありますが、鍬一本で畔をつけておりますと造作気分もありましてそれなりに楽しい作業です。きれいに仕上がるとやはり嬉しいものですが、これも今だけの話、これから夏に向けて塗ったところからもしっかり草は生えてきますので、いずれは今の姿はどこへやらということになります。
それでも上手に畔が塗れ、漏水も止まり、更には今から豆も元気に育ってくれば楽しいこと尽くし。
さて、この畔豆計画ですが、昔はどこの田でもやっていたようです。私、どうも大豆を作るのがヘタクソでして、これまで畑で作り続けていたのですが、どうもうまくいきません。畔に植えると水不足の心配がなく、また田んぼに水を当てたり水を落としたりする時季と豆の生育過程で必要な水管理とがちょうどうまく重なるという話を聞きまして、やってみようという気になった次第です。
畔草を刈る手間がどれほどのものになるかは少し心配ですが、それもある程度は慣れでしょうね。
田んぼの周囲で豆が元気に育っている姿は私も何度か見たことがありますが、なかなかいいものです。そして、田んぼという限られた土地の中で稲を植え、その周囲に豆を植え、更には裏作で麦を作る。少し前までの日本農業のあり方というのは本当に無駄なく、そして日本人に必要不可欠なものを最大限に生産できる姿をしていたんですね。
「獲らぬ狸の・・・」ではありますが、「畔豆」という言葉だけで今年はしっかり豆ができるような気がして妙にワクワクしてしまいます。うまくいくかどうか、まだ分からないのにね・・・
最後に少しおまけ。「最近さくらの写真がない」というご要望を受けまして、久々にさくらの元気な姿をお伝えしておきます。
先日狂犬病の予防注射をうってもらいました。相変わらず病院へ連れて行くとビビリまくりです。だっこしたまま震えながら注射をしてもらいますが、注射するときに特に騒いだり痛がったりはないので不思議なものです。ただビビリすぎてウンコもらすのが難ですが・・・
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さくらの毛が生え替わらないわけ
昨夜遅くから雨になりました。今日も一日雨。ひどい降り方ではないのですが、安定して降り続けますので雨量はけっこうなものに。
雨脚が強くないので代掻きくらいは合羽を着てできるかとも思っていたのですが、今日はそれ以上に寒さが応えます。10℃を超えてもくれません。風邪をひいても馬鹿らしいので一日ゆっくり休息を。
昨夜友人と電話で話をしておりまして、今の今まで私は今年の暦(旧暦)を勘違いして記憶していたことが判明。去年のものを見ていたらしく、今年の暦とは半月くらいずれておりました。既に4月に入っているのにまだあと一週間は3月だと勘違いしておりました。
だから植物の成長が遅れ気味だったりしていたこともそれなりに暦に準じていると思っていたのですが、その暦が違っていたとなると少々見方を改めないといけなくなってきました。
旧暦4月といえば季節で言うと夏。そういえば先日24節気立夏があったよな。確かに日中の気温がここの所かなり高めで推移しておりましたが、ここに来てまた雨の度に寒気が入り込んで寒くなる。うーん・・・確かにおかしな気候ではあります。
例年この時季になると雨の度に暖かくなるという気がしていたんだけど・・・うちのさくらは3月ごろに一度大々的に冬毛が抜けましたが、まだ完全に夏毛にはなっておりません。冬用のふわふわの毛もかなり残しております。
いつも田植えの頃になるとこの毛がどんどん抜けてくるのですが、今年はまだその気配がありません。ここに来てこれだけの寒さがくるわけですから当然温かい毛を残しておいてよかった、ということにはなるのですが、この季節感には改めて感心します。
私など暦を間違えてあれこれ悩んでいたくらいですが、こいつらには暦がない代わりに文字通り肌身で季節を感じ取る力が残っているようです。本格的に暖かさを感じられ、野菜たちがぐんぐん大きくなってくるのはさくらの毛替わりが一つの目安になるのかもしれませんね。
こんな身近に季節を教えてくれるものがいたのに盲点でした。というよりも実はさくらは半分家の中で生活しているからあまり当てにしていなかったんですよね。バカにしててすまぬのお・・・
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生命を捨てること
ここのところいい天気が続きます。日中は暑いくらいになってきましたが、朝晩はまだ10℃にもなりません。2日前には霜まで降りました。
今日から田んぼの荒代かきを始めました。ひたすらトラクターに乗っているだけなのであまり好きな作業ではありませんが、一年の田んぼの姿を決めていく大事な作業ですので田んぼの状態を見ながらじっくりやってます。
さて、本題。今日のラジオニュースでかの船場吉兆が客の残した料理を使いまわしていたという話がありました。このニュースを聞いて皆さんはどう感じるでしょうか。
ニュースの論調は当然とんでもなく悪いことをしたという立場からのみものを言っておりました。私も商売としては当然ひどいことをしているとは思いますが、それはこの行為が金を儲けるために行われた場合に限ります。
吉兆はこれまでの悪行を聞く限りではろくなものではないとは思いますが、私がもっと危惧しているのは「食べる側」の体たらくです。
ラジオ中にあるリスナーからの投稿がありましたが、「残すほど注文するな」といった意味合いの内容でありました。私もまさに同感でして、まだこういう感覚を持っている人がいるというのは少し安心しました。
まだ食べられるものを捨てるという行為はまさに「一つの生命をゴミ箱に捨てている」ことです。今でこそそういう人間も出てきましたが、自分の子供をゴミ箱に捨てますか?
これまた今では生命のない食べ物というものも幾らでも出回っておりますので、一口に「食べ物」といっても判断の難しいものもあるでしょうが、基本的には私達が口にするものは全て「生き物」であります。
無駄なものが大量に出るという背景には我々の消費行動があります。企業倫理の問題もさることながら、それらあらゆる要因の根底にあるのは必ず消費者の購買行為です。
「食べ物を大切に」とか「エコ」とか口にする前にまずは自分達一人ひとりの消費行動を改める必要があることに一人でも多くの人が気付くことを願ってやみません。
とまあこんなことを書く気になったのもラジオのパーソナリティが浅薄なことをエラそうにのたまっていたからでして、ほんと、事の核心には触れられない事情でもあるのか、はたまた単に不勉強なだけなのか・・・いずれにしても公共の電波に乗せるにはあまりに無責任。つまらぬコメントはいいからニュースは事実だけを伝えとけよ。
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よもぎ
今日は両親にも手伝ってもらっての餅つき準備。こんな時期に?と思われるでしょう。実はうちでこの時期に餅つきをするのも初めてのことです。
理由①去年末の餅つきのとき、大雪で姉家族がこられなかった。餅つきを楽しみにしていた甥っ子がおりまして、その振り替え的目的。
理由②一昨年のもち米がまだたくさん余っていること。
理由③ちょうどヨモギがおいしい時期であること。
理由④今年は作物の生育が遅く、まだ少し百姓仕事にも余裕があること。
ということで5月3日(土)に餅つきをしようということになりました。今のところ家族と大朝の友達くらいの参加者になっておりますが、もし希望者があれば大歓迎です。
今日は午後からもち米の準備、ヨモギの摘み取り、薪割りなどの下準備をしておきました。あとは母親任せで餡子とヨモギの下茹でをしてきてもらうことにしました。私は当日の会場準備と火入れなどです。余裕があったら山菜の調理もしておきたいところです。
といいますのもここのところ山菜料理ばかりでして、ここ3日くらいはひたすら筍ばかり食っておりましたところに持ってきて本日またしてもお隣から筍が届きました。ご厚意ですのでありがたくいただきますが、さすがにまだうちにも茹でたものが3本残っておりますので一人では食べ切れません。更に今日初めて蕨を取ってきたのですが、ついつい調子に乗って大量に採り過ぎました・・・
とまあこんな次第ですので大人数のときに少しずつでも食べていってもらおうという魂胆です。
天気もよさそう。今回は餅の量も少し控えめ。のんびりと楽しい餅つきになりそうです。
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さらば、テレビ
気がつくと4月ももう終わりです。今年はなかなか暖かくならず、野菜たちや野の花、山菜などを見ておりますと、もう5月になるという感覚になっておりませんでした。それでも昨日あたりから本格的に暖かくなってきまして、本日ようやくコタツを上げました。
部屋が広くなったついでではないのですが、本日テレビが余所の家に貰われて行き、ますます部屋が広くなりました。去年の夏よりアンテナ線の不具合によりテレビは映らなくなっていたのですが、ちょうど地域内にテレビが欲しいという人が現れたのであげることにしました。
テレビのない生活にもすっかり慣れておりますし、たまに新聞のテレビ欄を見てみても見たい番組が皆無というのが現在のテレビ事情でありまして、わざわざアンテナ線を直してまでテレビを見ようという気はさらさらありませんでした。
このテレビ、私が24か25くらいのときに買ったものですのでかれこれ10年近く頑張ってくれました。とは言いましても調子はいたってよく、どこも悪いところはありませんでした。冬の間はDVDを借りてきてたまに映画を見たりもしていたのですが、雪が融けてからというもの、全くの飾り物と化しておりました。
田舎町でも1~2年のうちには地上デジタル波に切り替わるようですのでこのテレビもあとわずかの命ではありますが、残りの期間を新しい家で最後まで活躍してくれることを祈る次第です。
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恋の季節-その弐
私の住んでいる寺の築地にはツツジが植わっております。築地は当然石垣ですからその目地はヘビにとっては最高の棲家。ツツジも枝が茂りますのでその中にもよく隠れております。
さて、本日午前の仕事を終え、少し遅めのお昼を食べに軽トラで帰ってきたときのこと。ちょうど寺の前に差し掛かったときです。ツツジの中からボトリッ!
ヘビです。それも2匹。よく見てみると異様なまでに絡み合っております。ちょうど縄をなったような状態でこれでもかというくらい絡み合っております。
ひょっとして交尾でしょうか・・・しばらくそのまま車を停めて観察することに。車に乗った私がすぐ傍にいるのを完全に無視してもうそりゃあ夢中です。時折頭を重ねてびくついております。おめーら・・・気持ちいいのかも知れんが、見てるこっちはとてつもなく気持ち悪いですから・・・
昆虫や動物達の交尾もいろいろと見てきましたが、やはりヘビはどこまでいっても気持ち悪いものです。ヘビ好きの人が見たらかわいく見えるのかなあ。
10分くらいはそこで観察を続けたでしょうか。ようやく2匹は離れ、1匹がツツジの中に帰っていくともう一匹があとを追って消えていきました。
ところでこれって本当にヘビの交尾だったのでしょうか。ご存知の方がおられましたら教えてください。それからずっと見ていても結局分からなかったのが・・・ヘビのチンコってどこにあるんだ?
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春の味覚
昨日に引き続き、今日も日暮れ時に火遊びでした。今日は竹ではなく、田んぼの畔草を焼きました。去年の秋に横着して最後の草刈をしていなかったので長い草がそのまま枯れて法面はボーボーでした。
かなり広範囲にわたって焼きましたので火が消えたときには完全に日が暮れてました。風上から火をつけると風に乗って一気に焼けるので時間は早く済むのですが、さすがに風に乗った火は恐ろしいので風下から火をつけます。するとなかなか火足が進まないんですね、これが。
さて、家に帰ると時間は遅いしお腹はペコペコ。こういうときは一番の手抜き料理、パスタです。時間も手間も一番かからないので、こういうときには助かります。
パスタといいましてもおそらく皆さんの想像するようなものは作りません。具材は全て「あるもの」で間に合わせますし、ソースも具材に合わせて適当に作ります。今日は夕方火をつける前に畑や田んぼの畔で食材探し。
いろいろ見つかりました。コゴミ、ヨモギ、白菜の菜花、ブロッコリ、ニンジン、が手に入りました。菜花とブロッコリはもうないと思っていたのでちょっと得した気分。
今年はコゴミが例年よりも早くお目見え。最近食材が乏しくなってきていたので、畑外から食材が手に入るのは助かります。そろそろ山菜も本格的に出てくるかな。
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はっちゃん来襲
先週は結局土曜日まで雨続き。日曜からは極端なまでの快晴。日中は初夏の陽気です。それでも朝はそれなりに気温が下がりますので、朝と日中の気温差が20℃を超える状態。
今日はまたまた竹を焼いておりました。といいましても日中は風も強いですし、今時期は空気も非常に乾燥しておりますので、風の落ち着く日暮れ時を狙って火をつけます。そんな時間から火をつけるわけですから、火がほぼ落ち着くまで番をしておりますと結局日が沈んでしまう時間に。
このタイムスケジュールは分かっていることですので、予め用意しておいたおむすびをかじりながら日が沈むまで火遊びをしておりました。
さて、ようやく帰ってお風呂へ。一日の汚れと疲れが流れ落ち、心地のいいひと時です。私、風呂から上がる前に最後のひと時を湯舟に浸かってぼんやりと過ごすのがお決まりなのですが、ちょうどそのときです。
どこからともなく「ブーン・・・」という嫌な羽音が。カメムシです。カメムシのことを広島県北あたりではハトウジともいいます。ということでハッチャンと呼ぶことにしましょう。
ハッチャンは私の頭上を旋回しております。壁に取り付こうとしますが、滑ってうまくいきません。そしてまた旋回。
待て、慌てるな。やつにはどうせ触れない。今慌てて逃げようと立ち上がっても顔面に正面衝突じゃないか。追い払おうとヘタに刺激するとプッとやるぞ。もしかしたらうまくどこかに取り付いて落ち着いてくれるかもしれないぞ。
とまあ、こんな対話を心の中で重ねながらじっとハッチャンの動向を見守っておりました、ちょうどそのとき・・・ポチャッ・・・
最悪です。壁に取り付き損ねたハッチャンが見事に湯舟へ。風呂時間最後のリラックスタイムが台無しです。慌てて湯舟からあがり、ハッチャンを洗面器で救い上げました。残り湯も明日洗濯に使うもんね。
哀れハッチャンは排水溝へと消えていきました。幸い最後までプッとされることはなく、最低限の風呂の使命は果たすことができました。
確かに最近至るところでハッチャンが増えてきてたんだよなあ・・・洗濯物や布団などは気をつけていたんだけど、風呂は盲点でした。
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雨降りに
予報よりも早く今朝から雨になりました。午前中はまだぽつぽつ程度でしたが、今はすっかり春らしいシトシト雨です。
昨日は初夏の陽気でありまして、一日畑に出ておりますと日に焼けたのではないかと思われる皮膚の感覚。この時期特有の乾燥した空気も手伝ってか、それほど汗はかかないまでもかなり体は乾いていたようです。
最近食べ物が乏しいせいか、はたまた体が慣れていないせいか、一日フルに動いたあとではやたらと疲れが残ります。幸い雨の多い時期でもありますので、雨降りの間にひたすら休んで回復を図っておりますが、体の背面に蓄積された疲労はなかなか抜け切りません。
充分に柔軟体操をしなければ、とは前々から思いながらもついつい怠けておりますのも筋系の疲労蓄積を増長させているようです。
何やかや言いましても、とどのつまりは体の使い方がまだまだ自然の流れに即していない証拠です。隣でゴロゴロしているさくらを見ているとつくづく思うのですが、これほど何もしていないのに筋力、柔軟性、体力いずれも容易に衰えないというのはたいしたものです。
人間だけが何かし続けていないとすぐに衰えてしまうというのも情けない話でして、やはり根本的に生命の営み方に違いがあるんでしょうね。そういえば人と同じような暮らし方をすればするほど犬や猫にも人と同じような生活習慣病の症状が出るそうです。近年では罹患率も増加の一途を辿っているとか。
ほんと、考えさせられます・・・
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暴飲暴食
この時期何かと宴会が増えます。花見時期ということもありますし、田舎の組織なども総会の時期でもありまして、週末になると何やかやで呑み会です。
この週末も天気はすぐれなかったもののひどい雨にはならずそれなりにあちこちで花見ができていたようです。
常々思うのですが、花見に限らずみんなバーベキューって好きですよねえ・・・何かといえばバーベキューがつきもののようです。肉そのものがすきなのか、焼くという行為がすきなのか、火を使うことに喜びを感じるのか・・・
まあ、そんなこんなで私もご他聞にもれずこの週末はやりすぎました・・・二日酔いに迎い酒、久々にやっちゃいました・・・おかげで今日はせっかくいい天気なのに体調すぐれず。いい歳超えてみっともない話ですわ。
日ごろ細々と暮らしておりますとこういうときに飽食のツケというものを敏感に感じることができますが、だからといってついつい調子に乗ってやりすぎてしまう自分に歯止めがかからないというのも拭い去れない人間の性・・・?
ここいらの桜はまだ五分咲き程度。次の週末も花見をする人は多いんだろうな。私は今のところ何も予定が入ってませんので、そろそろ日常の週末に戻れるかな。
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