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2008年12月30日

コタツ出しました

久方ぶりの更新です。今年は特に師走になって気忙しくしておりまして、気がつくともう年の瀬です。この間、毎年恒例のバイト、餅つき、そして京都にて友人の結婚式と本業以外のこともいろいろとあったのですが、何より豆類の仕上がりがずれ込んできていたのがそれらの行事ごとと重なってきてバタバタしていた気がします。

そんなこんなでまったく正月準備もできていないままに年末を迎えてしまいまして、とりあえず今日はコタツを出してみました。といってもまだコタツには入っておりませんで、それでも何とか過ごせる程度の寒さです。まあ、出した以上はマッタリと入り込んでしまうのも時間の問題ですが。

毎年の季節感が体にしみこんでいるからなのでしょうか、面白いものでコタツを出すとようやく年賀状を書こうかという気になってきました。って、まだ書いていないのか、という話ですが、今からです・・・

先週京都に出発する前に裏面だけは印刷しておいたのですが、表書きはまだです。今去年の年賀状を見ながら住所を取りまとめているところですので、宛名書きは明日からですね。私は年賀状を出すのは年が明けてからというのは今に始まったことではありませんので大目に見てやってください。何とか松の内には届くようがんばります。

さて、京都での友人の結婚式。初めて仏前式というものに参加しました。これまた友人のお寺で執り行ったのですが、お寺には住職をしているその友人一人しかおりませんので、我々が準備や裏方などをお手伝いしました。式やその後の宴会なども新郎新婦の意向で全て手作り。

小さなお寺でこじんまりとした挙式、と思っておりましたが意外にも出席人数が多くかなり盛大に、そして楽しく出来ました。式自体は30分程度でそのあとみんなで餅つき。うちのもち米を使ってもらい、この餅つきの準備ととりまとめが私の一番の大役。その後日暮れからは参加者全員からの持ち寄りで宴会。

昨今式場やホテルなどでの挙式・披露宴が一般的ですが、こういう手作りのものに参加してみて思ったのはこっちのほうが楽しいということですね。しかもお金もかからない。ホント、かかった経費を私なりに想像してみても一般的なスタイルの数十分の一ですむんじゃないかと・・・ん?これはちょっと大げさに見積もりすぎたかな。

こんな挙式が出来るのも新郎新婦の人柄のなせる業であって、誰も彼もが出来ることではないかもしれませんが、参加させてもらった私としては非常に充実したものでした。

何より私が気に入ったのは「手作り」といっても伝統的なしきたりの範囲を超えていないということでした。一定の節度を守り、結婚式という儀式の意義をわきまえているからこそ祝福する気持ちも純粋なものとして大きく現れるのでしょう。

さて、さて、旅の思い出にひたるのもこのくらいにしておかないと年賀状が・・・ちなみに今夜は消防団の年末夜警・・・

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2008年12月08日

そば粉


雪はなかなか溶けてくれません。今日も天気がよくなるのかと思いきや、すぐに曇り空になり思ったほど雪が減りません。

当然寒いのですが、じっとしていると余計に寒いので何かをしなければ。ということで今日はいよいよソバを挽くことにしました。

実はこの冬思い切って製粉機を買ってしまったのです。後々のことを考えて味噌や豆腐もできるタイプのやつ。汎用性が広いだけに当然高いやつになってしまったのですが、後からオプションで増やしていくと余計に高くつくのではじめにがんばって投資しました。

で、この製粉機の使い初めということで説明書をよく読み、少し試し挽きをしながら機械の調節を。様子見も兼ねているということもありますが、自分で製粉機を持っているということは何も急いで全てを粉にしておく必要もなく、とりあえず今回はこの年の瀬までに必要と思われる分だけを挽いてみました。

作業工程にも慣れてきますと大体1時間で1キロくらいの粉ができます。以前粉挽き臼でやらせてもらったこともありますが、やはり機械だけあって圧倒的にスピードが違います。まあ、その分お金がかかっているわけですし、その機械ができるまでの行程や動力の問題などを鑑みますと臼とどちらが優れた道具かということは言うまでもないことなのですが。

兎に角も今日は3キロほどの粉を挽きました。ソバの実をきれいにしてから製粉機へ。まずは荒めに挽きます。これをザルなどの目の粗いものでふるって大きなそば殻を除きます。次にこれをもう一度製粉機へ。今度は細かく挽きます。そして目の細かい篩に通してとりあえず完成です。

実際にソバを挽いてみて思うのですが、結構捨てるところが多いんですよねえ。殻だけきれいに剥けば「ソバ米」として全部食べることもできるようなのですが、現段階では殻だけ剥くという方法がわからず上記のようにしております。

もっと丁寧にする人はさらに目を細かくしながら何回か篩にかけるようですが、そうすると捨てる部分がさらに多くなってもったいないというのと、単に面倒だということで私はここまででやめてます。これでも充分ソバを楽しめます。

そもそも私などは所謂「ソバ通」なんて高尚な代物ではありませんで、ソバなんて土着の民族食で充分だと思っておりますので、泥臭く、そしてそれを美味しくいただいております。この辺で言うところの「ノラ」ですね。

去年はソバをこなす段階で小さな砂粒が混入しておりましたので、ソバにしたときにじゃりじゃりとした食感が残ってしまい大失敗でした。今年はそうならぬよう一粒ずつ手で砂粒を除いておりましたので、この点は大丈夫だろうとは思っていたのですが、やはり実際に食べるまでは安心できません。

ということでお昼に早速少しだけ団子にして汁に入れて食べてみました。とりあえずは合格ラインです。わずかですがしゃりっという歯ごたえがあることがたまにありますが、感じからしてこれは砂粒ではなく微細な殻のカスが混じっているようです。まあ、このくらいはご愛嬌というところで。

やはり新ソバの香りはいいですね。まだソバを打つのは下手糞なのですが、今年は何とかツルツルッというソバに近づけてみたいものです。一緒にソバ打ちをしたいという人がいればこの冬にでも遊びにいらしてください。粉を挽くところから一緒にやりましょう。

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2008年12月07日

大雪

今日は二十四節気のひとつ「大雪(たいせつ)」です。別に今回降った雪が大雪(おおゆき)だったということではありません。

とは言いましても前回よりはよく積もりまして、軽トラの荷台がいっぱいになるくらいは積もりましたので、多いところでは20cmは積もっていたのではないかと思います。さすがに今日午後から少し晴れ間も覗き始めたので道路はほぼ雪が無くなったというところです。

今年はなかなか寒くならないとなめてかかっておりましたが、今回の寒さはさすがに応えました。縁側においてあるさくらの水がようやく凍った程度ですので、例年の寒さに比べるとまだまだ序の口なのかもしれませんが、急な変化なだけに応えます。

コタツが欲しいなあ、と思いながらもまったく準備をしていなかったため急には出せません。まだコタツ布団干してないもんねえ・・・こんな感じで急に雪がドサッとくると冬支度の済んでいないところが浮き彫りになってきます。これも冬に向けての準備を催促してくれているのでしょうね。また今から少し暖かくなりそうな予報なので、この間に万全の準備をしておきたいところです。

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2008年12月05日

うち仕事

予報どおり夕方から雪になりました。先月の終わりごろから豆やソバといった乾燥の必要なものばかりにかかずらわっておりましたが、あまり日よりも続いてくれずに苦戦しておりました。

気温は例年よりも高めでしたので外での仕事はそれなりに楽だったのですが、雨模様ではどうしようもありません。それでも何とか間とか昨日までで無理やり外仕事は形のついた格好にしましたので、これからはうち仕事が中心です。

で、具体的には何をしているのかといいますと、豆の選別やソバの粉引きなどです。天気が悪いからうちで仕事をするわけですが、家の中でじっとしているというのは寒いものです。節約というと聞こえはいいのですが、実際は単なる吝嗇でして、日中にストーブをつけるというのにどうも抵抗があります。これも寒さがまだ中途半端だからなんでしょうね。本気で寒かったらストーブもつけますわな。

豆を選ったりソバを粉にしたりという仕事も時間に追われていなければ結構優雅なもんですが、なにぶん今年は全てが後ろにずれ込んできているのであまりのんびりしてもいられません。何せもう12月ですもんねえ。

・・・と、ここまで書いていて、どーでもいい内容になってきてますよねえ・・・日々の生活の中であれこれと思うこともあるのですが、最近そういうことに対して特にバカバカしさばかりが募っておりまして、いちいちブログで書くまでもないかな、なんて過ぎ去っているわけです。

ホント、寒さのせいばかりでもないんでしょうが、身も心も徐々に冬ごもりモードになってきてるんですかね。単にものぐさになっているだけなんでしょうが・・・

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