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2009年03月19日

大絶叫!

本日11時過ぎのことでした。にんにく・玉葱に追肥をやろうと、ハウスにボカシ肥料を取りに行っておりますと、突如さくらのけたたましい叫び声が・・・

尋常ならざる声に走っていってみますと、右前足をびっこ引きながら走り寄ってきます。悲痛な泣き声は続いており、なにやらかなり痛い目にあった様子です。

考えられることとしては、①何かが足に刺さった、②何かに刺された、のどちらかだろうと思い周囲を見回して見ますと・・・

おりました。ハチです。幸いスズメバチではありませんでした。何蜂になるのかよく分かりませんが、見た感じではアシナガバチの足が短いやつといった感じの姿をしております。

とりあえずまだ生きておりましたので、そのハチは踏み潰しておいて、さくらの介抱です。といっても何をするというわけでもなくそばにいてやるだけのことですが・・・

まあ、ハチに刺されたくらいで死ぬことはありませんが、とにかくさくら本人は痛いのと怖いのとで私のそばを離れません。というより離れさせてくれませんので仕方なくしばらくつきそっておりました。

するとまた同じようなハチが近くに飛んできまして、さすがにさくらも学習したのでしょう、そのハチが視界に入るや否や震えだしまして、さらに私に擦り寄るようにぴったりと張り付いてきております。

これだけ怖いと思ってくれればさすがに次からは警戒して対応するようになってくれることでしょう。何せ今まではハチを見てもいきなり咬みつこうとしてましたからねえ・・・そりゃあ、今日のような目にあってもおかしくなかったのですが、だからといって「これはハチで、刺されたら痛いからちょっかい出すなよ」なんていっても分かりませんよね。

かなりの大騒ぎをしておりましたが、このくらいの痛い目にあったほうが分かりやすいですね。さくらも一応犬でして、夕方までにはすっかり元気に走り回るくらいには回復してました。

それはそうとやはり犬でもハチに刺されると少し腫れるんですね。刺された直後は右足のほうが左足よりも少し大きくなってました。

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2009年03月17日

2年連続

暑いくらいの陽気です。さすがに今日は薄手の作業着でないととても仕事になりませんでした。

さて、何が「2年連続」なのかといいますと、ヘビの交尾です。去年とほぼ同じような場所で発見しました。ただ去年と違っているのは時期。去年のブログをさかのぼってみてみますと、4月の後半に発見しております。今年は一月以上早いということです。暦通りといえばそうなのですが、やはり春一番にヘビを見るとまだ気持ちが折れそうです・・・

これも毎年のことですから徐々に季節と共に慣れては来るのですが・・・今年は夏が4ヶ月あるんだから例年よりもヘビと付き合う期間が長いのかなあ・・・

まあ、この話題はこのくらいにして・・・
今週末は少し天気も崩れそうな予報になっております。ということで明日・明後日の二日でもう少し外仕事を進めておきたいですね。さあ、なんだかやることがどんどん出てきますよ。

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2009年03月16日

毎年決まって・・・

非常に暖かい一日でした。が、風はものすごく強く、黄砂で山はかすんでしまうほど。外でゴソゴソするには気持ちがよかったのですが、今日は細工仕事をしておりましたので、強風で材料や道具などが飛んで往生しました。

さて、話題は昨日にさかのぼるのですが、昨日は毎年恒例の消防団の春の訓練でした。これだけ暖かい春を迎えた今年ですが、何故か消防訓練の日だけは冷え込みます。しかも今年は救急救命講習が訓練内容でして、天気はいいのに体育館の中・・・余慶に寒さが応えます。

この救急救命講習、主には心肺蘇生法の講習なのですが、今年はそのほかにも異物除去や止血法なども合わせて講習してもらいました。異物除去というのはつまりは咽喉に詰まらせた食べ物などを取り除くことですが、そのときに聴いた救急隊の人の言葉が印象的でした。

食べ物を咽喉に詰まらせるのは多くはお年寄りと子供だそうですが、お年寄りの場合はやはりお餅が一番曲者だそうです。これは嚥下能力の低下など年齢的に仕方のないところもままあるとして、問題なのは子供のほうだと思いました。

子供が食べ物を咽喉に詰まらせる原因として最も多いのは食べながら動き回っている、要するにお行儀よく食事が出来ないことにあるようです。口に物を入れた状態で走り回っておれば、何かの拍子に咽喉に詰まるとか、呼吸が激しくなって呼気と共に気道を塞ぐなどということはまあ当然のことではあるのですが、だからお行儀よく食事をしましょう、というのも情けない話であります。

マ○ナ○ライフもとんだとばっちりのようなものでして、子供が咽喉に詰まらせるのは製品の問題というよりもむしろ躾の問題だったということのほうが多いわけです。

挙句の果てには自分たちの躾の悪さを棚に上げて平気で訴訟などを起こせる恥知らずな大人たち、とくればもう二の句がつげませんね。ふと昔アメリカであった洗濯機で犬を洗ったら死んじゃったという裁判を思い出してしまいました。

まあ、つまらぬ話はこれくらいにして、いよいよ本格的に暖かくなってきましたので、気分だけでなく百姓仕事も楽しくなってきますぞ。

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2009年03月05日

騒ぎすぎ

ここ数日雪が降ったりで畑仕事もままなりませんで、またぐうたら生活に戻っておりました。

この間、町では町長と町議の選挙が始まっております。毎日のように街宣車が候補者の名前を連呼するだけの騒音公害を撒き散らしながら相変わらず低能な選挙運動を展開しております。

「騒ぎすぎ」の一つは当然この選挙。候補者サイドのみならず投票する側の人間もこれが当たり前になっておりますし、それ以上にこういう運動をすることが政治活動だと思い込んでいる恐ろしさ。まったく民主政治が衆愚政治にしか到達できないわけです。

もう一つの「騒ぎすぎ」は今春の気候について。やたらと「異常だ」と騒いでおります。どうも近年のブームのようでして「例年と少し違う」ということが=「異常気象」「地球温暖化」という流行語に直結させられるようです。

日本人は古来「旧暦」という立派な暦を持っていました。これは自然の動きに即応したようなところがありまして、季節感をかなりの精度で分かりやすく示してくれております。

そして何より自然は間違えません。これが一番大事な起点になるのですが、何かおかしいな、と思ったらそれは我々人間が間違えているだけのことです。

西洋化という麻薬に侵された現代では「旧暦」を捨て、「科学」を絶対的価値観として妄信してしまったがために当たり前の自然の流れにさえ感受性を働かせることができなくなったというのでしょうか。

菜種梅雨が例年よりも半月以上早い!
・・・・当たり前です。今年の暦はそのくらい早くに動いてます。
菜種梅雨が終わってから突然雪が降った!
・・・・当たり前です。毎年そのくらいの時季にはちゃんと冷え込んできてます。雪の降る降らない(量も)と冷え込み具合は年によって多少の差はありますがね。

そもそも気候なんてものは毎年違って当たり前です。毎年同じような気候が続くほうが自然界ではむしろ異常です。温暖化は否定しませんし、人間の傲慢によって気候にも影響が現れている部分も少なからずあります。が、今騒いでいるのはまったく的外れなことが多すぎますね。だから環境改善のために自分たちの生活を見直すことが出来ないのかもしれません。

欲にしたがって贅の限りを尽くし、自らの首を絞めてしまうという構図は、虫や微生物の異常繁殖とその後に必ず起こる激減の営みになんら変わりありません。もし本当に人間だけが唯一特別な種であるのなら、そろそろその片鱗くらいは覗かせてもいい気がするんですがねえ。

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