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2010年10月03日

なんやかんや

2週間以上も更新をサボっておりました。今日は朝から雨です。ということで時間ができたのでようやく重い腰を上げたというところです。

さて,この2週間あまりになんやかんやとありまして,今日はそのご報告を。
まず先月24日~26日で毎年恒例の大学の実習を行いました。早いもので今年で5年目になりました。大学の夏休みを利用した集中講座ではあるのですが,一貫して「自然」「食」「心」をテーマとして行っています。今年は去年まではとプログラム内容もガラッと変えましたが,私たちの伝えようとしていることは変わりません。

今年は友人である京都の和尚も参加してくれたおかげで座禅などもできましたし,日常のちょっとした心遣いなども色々と伝えてくれ,大いに勉強になったことと思います。

ちなみに写真を載せようと思ったのですが,ファイルの容量が大きすぎてできませんでした・・・ごめんなさい。

そして,その実習のときから我が家にはフランスからの研修生が一人住み込んでおります。和尚の寺に出入りしていた縁と,そこで以前女房(結婚前ですが)とも一緒になったという縁とでしばらくうちで預かることになりました。

クララと言いますが,彼女は自然農法や産消提携活動に興味を持っており,私たちの生活がそれに近いということでやってきました。彼女が来てから1週間が過ぎましたが,毎日私たちと一緒に寝食をともにしております。

さて,例年より熟れ具合が少々遅れ気味になっておりました稲ですが,先日うるち米の方の収穫が終わりました。今年から地域に法人(株式会社)ができた関係もありまして,刈り取りは会社でやってもらうことになっておりました。

コンバインでの刈り取り→乾燥機→籾摺りと一貫した機械作業で行いますので,玄米になるまであっという間です。おかげで今年の収穫は楽をさせてもらったのですが,その分お金はかかります・・・

収量としましては,やはり最後の最後でやられたイモチ病の影響が大きく,期待していた量とは程遠い結果となってしまいました。が,とりあえず消費者の人たちに持っていく量は確保できておりますので,この点だけは一安心です。

8月上旬までの感じではお米は余りに余っていよいよネット販売にも乗り出そうかと皮算用をしておりましたが,そう簡単にはさせてもらえないようです。「百姓は毎年一年生」とか「百姓には来年がある」とかいう言葉はよく使われますが,こういうときにはつくづく身にしみますねえ。

残るはもち米ですが,こちらは今までどおり手で刈ってはで干しにしてという形です。ただ,今までと違うのが今年は脱穀機がないということです。去年の作業中に壊れまして,代わりの機械も見つかっていないのです。まあ,今年はもち米だけではありますし,クララもいることですから昔ながらの足踏み脱穀機→篩→唐箕という完全手作業でやろうと思っております。

この雨が退いて,天気になったらいよいよもち米刈り入れ開始の予定です。来年に向けての米作りの準備もまだ全部は終わっておりませんので,それと平行しながらの作業になります。収穫の秋,忙しい秋という感じになってきました。

夏休みの最後にまとめて日記を書く小学生みたいな内容になりましたが,今日はこのへんで。

2010年10月03日 09:02

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