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2008年12月08日

そば粉


雪はなかなか溶けてくれません。今日も天気がよくなるのかと思いきや、すぐに曇り空になり思ったほど雪が減りません。

当然寒いのですが、じっとしていると余計に寒いので何かをしなければ。ということで今日はいよいよソバを挽くことにしました。

実はこの冬思い切って製粉機を買ってしまったのです。後々のことを考えて味噌や豆腐もできるタイプのやつ。汎用性が広いだけに当然高いやつになってしまったのですが、後からオプションで増やしていくと余計に高くつくのではじめにがんばって投資しました。

で、この製粉機の使い初めということで説明書をよく読み、少し試し挽きをしながら機械の調節を。様子見も兼ねているということもありますが、自分で製粉機を持っているということは何も急いで全てを粉にしておく必要もなく、とりあえず今回はこの年の瀬までに必要と思われる分だけを挽いてみました。

作業工程にも慣れてきますと大体1時間で1キロくらいの粉ができます。以前粉挽き臼でやらせてもらったこともありますが、やはり機械だけあって圧倒的にスピードが違います。まあ、その分お金がかかっているわけですし、その機械ができるまでの行程や動力の問題などを鑑みますと臼とどちらが優れた道具かということは言うまでもないことなのですが。

兎に角も今日は3キロほどの粉を挽きました。ソバの実をきれいにしてから製粉機へ。まずは荒めに挽きます。これをザルなどの目の粗いものでふるって大きなそば殻を除きます。次にこれをもう一度製粉機へ。今度は細かく挽きます。そして目の細かい篩に通してとりあえず完成です。

実際にソバを挽いてみて思うのですが、結構捨てるところが多いんですよねえ。殻だけきれいに剥けば「ソバ米」として全部食べることもできるようなのですが、現段階では殻だけ剥くという方法がわからず上記のようにしております。

もっと丁寧にする人はさらに目を細かくしながら何回か篩にかけるようですが、そうすると捨てる部分がさらに多くなってもったいないというのと、単に面倒だということで私はここまででやめてます。これでも充分ソバを楽しめます。

そもそも私などは所謂「ソバ通」なんて高尚な代物ではありませんで、ソバなんて土着の民族食で充分だと思っておりますので、泥臭く、そしてそれを美味しくいただいております。この辺で言うところの「ノラ」ですね。

去年はソバをこなす段階で小さな砂粒が混入しておりましたので、ソバにしたときにじゃりじゃりとした食感が残ってしまい大失敗でした。今年はそうならぬよう一粒ずつ手で砂粒を除いておりましたので、この点は大丈夫だろうとは思っていたのですが、やはり実際に食べるまでは安心できません。

ということでお昼に早速少しだけ団子にして汁に入れて食べてみました。とりあえずは合格ラインです。わずかですがしゃりっという歯ごたえがあることがたまにありますが、感じからしてこれは砂粒ではなく微細な殻のカスが混じっているようです。まあ、このくらいはご愛嬌というところで。

やはり新ソバの香りはいいですね。まだソバを打つのは下手糞なのですが、今年は何とかツルツルッというソバに近づけてみたいものです。一緒にソバ打ちをしたいという人がいればこの冬にでも遊びにいらしてください。粉を挽くところから一緒にやりましょう。

2008年12月08日 16:25

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Comments

うるとらはるくさん、
長らく留守にしておりまして、返事が遅くなりました。
私、まだそば打ちは上手ではありませんで、去年もそばがきで食べたほうが多かったです・・・今年こそはツルツルッといきたいですね。

投稿者 kenzo : 2008年12月30日 17:10

 そば、自分で挽いてであれば、思い入れもあってうまいでしょうね。

投稿者 うるとらはるく : 2008年12月23日 07:43

 そばを引く。昔田舎でやってもらって、食べたのがそばがき・・・、だったなあ。

投稿者 うるとらはるく : 2008年12月21日 19:29

サチさん、
是非いらしてください。雪は、まあ・・・何とかなりますよ。

投稿者 kenzo : 2008年12月17日 23:32

行きます!!行きます!!
ソバうちもしたいし、うちたてのソバを
食べたいです。…でも、雪が心配です。

投稿者 サチ : 2008年12月15日 19:11

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