夏が来た
梅雨が明けたかと思えば、いきなり猛暑が続きます。これまでが涼しかっただけにこの急変は応えます。
別に夏になったからというわけではないでしょうが、キュウリができ始めました。うちで作っているキュウリは「四葉(スーヨー)」といいまして、一般的にスーパーなどに並んでいる「ブルームレス」とは違う種類です。
「昔のキュウリ」という話を聞いて作り始めたのですが、実はF1でして原種でも固定種でもありません。4年ほど前から畑でこぼれ生えしているものをずっと残してはいるのですが、こちらは年々形質が変わっておりますので今は毎年種を買って作っております。こぼれ生えのほうがいずれ固定してくれると種を買う必要もなくなるのですがこれはまだ年数がかかりそうです。
写真のキュウリは昨日取れた初物でして、まだ小さめ。最盛期になると30cmくらいにはなります。残念ながらまだ今週は配達できるほどできてはおりませんが、来週からはもっと量も増えてくると思います。
ということで初物は生産者の特権としまして私がいただきました。先日消費者の方からいただいた「梅味噌」なるものをつけてかじりつきましたが、やはりキュウリをかじっておりますと「夏が来た」という実感が出ますね。体の渇きも潤してくれますし、陽の時季には陰のものができる、ほんとうまい具合にできております。
毎日田んぼに入って草取りをしておりますが、田んぼの水はもう水ではなく完全にお湯です。真昼間に炎天下の下でお風呂に入っているようなものですが、田んぼにいると渡ってくる風は涼しく畑にいるときよりも快適です。「田んぼは天然のクーラー」という話はよく聞きますが、まさにその通りのことを実感できます。
今日からサミットで温暖化やCO2削減などとCO2を大量に排出しながらオエライ方は話し合っているようですが、自然に寄り添って生きておりさえすれば、そんな無駄なことに頭を悩ませずに済みますし、暑さのしのぐ術もいくらでもあるものです。
明日は週に一度の野菜の配達で広島へ出ます。私の車はクーラーが効きませんのでこの時季になるととてつもなく暑い思いをさせられますが、おもしろいもので人間それなりに順応できるようになるものです。そもそも車なんぞに乗ってこの暑さを助長しているわけですからこのくらいの代償は甘んじて受けるべきなんですね。
2008年07月07日 20:54
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.123weblog.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/2213
