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2005年07月20日

山間地

暑い!梅雨明けと同時にいきなり夏がやって来ました。昼日中に外で作業をするのは殺人的な状況になってきましたので、なるべく朝夕の涼しい時間に活動するようにし始めました。

今日は土曜日ということで国調の日。下界はかなりの暑さだったのでしょうが、山の中は結構快適でした。今日回った場所は傾斜がかなりきつかったのでその点だけはしんどかったのですが。

昨日の配達と日曜日の実家宿泊でつくづく感じたのですが、街中に比べると今いる田舎町は暑さという点ではかなり恵まれています。確かに日中は30℃を越すくらいの暑さにはなりますが、朝晩はかなり涼しいです。昨日、今日と朝の気温は20℃を下回っています。戸を開けて寝ていると朝は寒く感じるくらいで布団をしっかりかぶっています。当然夏物ではありません。

今住んでいる家は西日が強烈に差し込むので夜寝るまではその余熱が抜けません。家の下にある築地が熱をしっかり吸収していますので、少々ではさめないのです。日が暮れても築地のそばによると熱気が襲ってきます。ということで戸を開けて寝るのですが、そこから明け方までの室温の下がりようは半端じゃないようです。

都市部と比べると標高が高いということで涼しさも全然違うのですが、それだけではなく土が多い、田んぼが多いということもかなりの要因にはなっていると思っています。

土を隠し、エアコンを使うことによりヒートアイランド現象を招き、その暑さから逃れる為に更にこの現象を助長するような生活を繰り返す、何事も一つ歯車が狂えば悪循環という無限地獄に陥っていくようです。
ヒートアイランドに限ったことではなくあらゆる悪循環、矛盾(自然界から見た)が科学万能思想に根ざしていると感じるのは私だけでしょうか・・・
奥山に入り込んでしみじみ感じるのは人間って弱いなってことです。当然登山道などない山奥のことですよ。

非力でちっぽけな人間の存在に気付くと少しは謙虚になれるのかもしれないと思ったりしています。

2005年07月20日 20:11

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