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2005年06月21日

我関せず

今日は野菜の配送日。真夏のような暑さの中、新しくなった箱バンで広島まで野菜のお届けです。
その途中で事故がありました。原付が道路のど真ん中に転がっているではありませんか。その傍らにはうずくまる若者。
ちょうど峠のカーブでして、私が止まると同時に対向車線から来た人も止まってくれました。私は携帯電話を持っていないのでその人にすぐさま119番通報をしてもらい私は怪我人の様態確認へ。
幸い意識もあり、しばらくすると自分でおきあがれるようだったので、大事には至らなかったのではないかと思っています。(救急隊に預けてから先のことは分からないので)

朝9時ごろということもあったのでしょうが、周囲の人たちは何を急いでいるのか、信じがたい言動が幾つか。
まず一点目はすぐ後続のおっさん。まだ怪我人の容態がハッキリつかめていないうちから「渋滞するから道をあけろ」との要請。幸い私以外の人もいてくれたので私の車は移動させてもらったのですが、それほど交通量の多い道ではないのにねえ…
もう一点は私が現場に差し掛かるまでに誰も助けに止まっていなかったこと。私より前を走っていた車はいなかったのかもしれませんが、対向車は明らかにそちらから降りてきていました。一本道で片側一車線なのでこれは間違い無く、一緒に救助にあたってくれた人も同じ事を言っていました。

119番通報をしてから救急車到着まで10分足らず。私も配達途中でしたし、もう一方も娘さんを学校に送る途中だったようです。いくら都市部が利己的な社会といわれていても10分、20分の遅刻の方が人命救助よりも大切な人がいるとは驚きとともに悲しくなりますね。
ふと『めぞん一刻』での五代君の就職面接を思い出してしまいました。(かなりマニアックですが・・・)

2005年06月21日 19:26

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